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J-GLOBAL ID：201802257435115250   整理番号：18A0115544

In-situ WAXD/SAXS同時計測によるメタロセン系超高分子ポリエチレンの溶融延伸挙動解析

Evaluation of Melt-Drawing Behavior of Metallocene-Catalyzed Ultra-High Molecular Weight Polyethylene by In-Situ WAXD/SAXS Simultaneous Analysis

著者 (9件)： 成田千尋 (群馬大 大学院理工学府) ,  清水由惟 (群馬大 大学院理工学府) ,  上原宏樹 (群馬大 大学院理工学府) ,  山延健 (群馬大 大学院理工学府) ,  大西拓也 (東ソー) ,  若林保武 (東ソー) ,  稲富敬 (東ソー) ,  阿部成彦 (東ソー) ,  増永啓康 (JASRI/SPring-8)
資料名： 東ソー研究・技術報告  (Tosoh Research & Technology Review)
巻： 61  ページ： 57-65  発行年： 2017年12月20日 
JST資料番号： F0529A  ISSN： 1346-3039  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 超高分子量ポリエチレン(UHMW-PE)を高強度化する方法として,分子鎖の絡み合いが応力伝達点として作用することを利用し,分子配向を導入する溶融延伸法が開発されてきた。本研究では,溶融延伸挙動を理解するため,in-situ WAXDとSAXSの同時計測を行った。得られたWAXD像およびSAXS像について,散乱ベクトルプロファイルおよび方位角プロファイルを切り出した結果を解析し,溶融延伸過程の各段階における構造変化を詳細に議論し,以下の項目にまとめた。1)in-situ WAXD像変化。2)in-situ WAXD像から見積もった相構造変化。3)結晶配向挙動。4)微結晶サイズ変化。5)in-situ SAXS像変化。6)in-situ WAXDとSAXSの相関。7)構造形成モデル。

シソーラス用語： 同時計測 ,  X線回折 ,  小角X線散乱 ,  *構造解析 ,  結晶構造 ,  メタロセン ,  *超高分子量ポリエチレン ,  分子鎖 ,  融解高分子 ,  延伸 ,  応力伝達 ,  *分子配向 ,  方位角 ,  ベクトル ,  結晶方位 ,  微結晶 ,  結晶粒径 ,  モデル ,  構造モデル ,  広角X線回折 ,  現場測定
準シソーラス用語： SAXS【散乱】 ,  WAXD【回折】 ,  その場計測

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

引用文献 (20件)：

• L. Xu, G. Zhong, J. Lei, J. Xu, B. S. Hisao, ACS Appl. Mater. Interfaces, 4, 1521 (2012)
• P. Arora, Z. J. Zhang, Chem. Rev., 104, 4419 (2004)
• A. J. Pennings, A. Zwinjnenburg, J. Polym. Sci., Polym. Phys. Ed., 17,1011 (1979)
• P. Smith, P. J. Lemstra, J. Mater. Sci., 15, 505 (1980)
• P. Smith, P. J. Lemstra, Polymer, 21, 1341 (1980)

タイトルに関連する用語 (8件)： WAXD ,  SAXS ,  同時計測 ,  メタロセン系 ,  超高分子ポリエチレン ,  溶融 ,  延伸 ,  挙動解析