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J-GLOBAL ID：201802257526798985   整理番号：18A0228981

景観法に基づく「景観計画」における照明に係る景観形成基準の分析

Landscape Design Standards for Lighting Established by Landscape Plans Prescribed in the Landscape Act

著者 (2件)： 原田昌幸 (名古屋市大) ,  横江彩 (中部大)
資料名： 照明学会誌  (Journal of the Illuminating Engineering Institute of Japan)
巻： 102  号： 2  ページ： 71-79  発行年： 2018年02月01日 
JST資料番号： G0205A  ISSN： 0019-2341  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・魅力ある景観形成の一端を担う景観計画における照明をテーマにした研究を報告。
・夜間の景観やまちの魅力を構築するうえで,照明の役割は極めて重要。
・景観計画において,景観形成基準の意図や目的,またそれに対する誘導・制限を分析・整理し,景観計画での照明に係る景観形成基準の組み込み方を明白にすることを目的。
・景観計画の制定には,その意義の大きさと同時に,負担の大きさという行政上のジレンマが存在。
・景観計画の策定が義務付けられている3つの中核市で景観法が制定されて13年ほど経過したが,景観計画が未策定。
・景観計画を策定した95の自治体のうちほぼ半数は改訂をしていると推定。
・景観形成基準からの見た照明の制限手法と制限の意図の分析から,95の自治体全体としては,多様な種類の制限手法の記載が判明。

シソーラス用語： *法規 ,  *景観設計 ,  屋外照明 ,  *照明 ,  地域計画 ,  景観 ,  夜 ,  広告 ,  *景観計画 ,  景観照明 ,  *景観法
準シソーラス用語： 景観形成 ,  夜間

分類 (2件)： 景観  (RD04010N) ,  都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

引用文献 (9件)：

• 1) 日高 : 高頻度使用語に着目した景観形成基準の構造的特徴の分析 : -景観法制定前の自主条例による基準文を対象として-, 日本建築学会計画系論文集, 75-658, pp.2881-2887 (2010).
• 2) 今村 : 重要文化的景観を含む景観計画区域における景観形成基準, 日本建築学会技術報告集, 20-45, pp.719-722 (2014).
• 3) 川崎 : 眺望景観保全を目的とした建築高さ制限の手法についての研究-景観法施行後の各自治体の事例に着目して, 日本建築学会計画系論文集、75-657, pp.2643-2648 (2010).
• 4) 堂本, 岡崎, 松井 : 景観計画における色彩基準の運用実態, 日本建築学会技術報告集, 21-49, pp.1235-1240 (2015).
• 5) 野中 : 景観計画からみた市町村における屋外広告物行政の意向, 都市計画論文集, 43-3, pp.649-654 (2008).

タイトルに関連する用語 (5件)： 景観法 ,  景観計画 ,  照明 ,  景観形成 ,  分析