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J-GLOBAL ID:201802257557287326   整理番号:18A1366551

果実利用に関連した東京西部でのテンとタヌキの食性の比較

A Comparison of Food Habits Between Japanese Marten and Raccoon Dog in Western Tokyo with Reference to Fruit Use
著者 (3件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 68-74  発行年: 2018年02月01日 
JST資料番号: F0012B  ISSN: 0289-0003  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,東京西部の多摩森林科学園における2014/15年の糞便分析により,テン(Martes melampus)とタヌキ(Nyctereutes procionoides)の食性を調査した。テンは年間を通して果実に依存し,顕著な季節的変動を示さなかった。タヌキはテンよりも果実への依存が少なく,春には哺乳類,夏と冬には昆虫,また年間を通して種子へより多く依存した。テンは,サルナシActinidia argutaやキブシchyurus praecoxといった小型種子を含む果実をより多く摂食していたが,その一方でタヌキはイチョウGinkgo bilobaやカキノキDiospyros kakiのようなより大型の種子を含む果実を摂食していた。テンは森林周縁部で結実した果実を多く摂食した一方で,タヌキは森林内部で成長する果物を多く摂食していた。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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植物分類学  ,  異種生物間相互作用  ,  個生態学 
引用文献 (25件):
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