文献

J-GLOBAL ID：201802257579297711   整理番号：18A1925241

モラル・マシン実験

The Moral Machine experiment

著者 (8件)： AWAD Edmond (Massachusetts Inst. of Technol., MA, USA) ,  DSOUZA Sohan (Massachusetts Inst. of Technol., MA, USA) ,  KIM Richard (Massachusetts Inst. of Technol., MA, USA) ,  RAHWAN Iyad (Massachusetts Inst. of Technol., MA, USA) ,  SCHULZ Jonathan (Harvard Univ., MA, USA) ,  HENRICH Joseph (Harvard Univ., MA, USA) ,  SHARIFF Azim (Univ. British Columbia, British Columbia, CAN) ,  BONNEFON Jean-Francois (Univ. Toulouse Capitole, Toulouse, FRA)
資料名： Nature (London)  (Nature (London))
巻： 563  号： 7729  ページ： 59-64  発行年： 2018年11月01日 
JST資料番号： D0193B  ISSN： 0028-0836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 人工知能の急速な発展に伴い,機械がどのようにして道徳的な意思決定を行うのかに関して懸念が生じており,機械の振る舞いを導くべき倫理原則についての社会的期待を定量化することが大きな課題となっている。この課題に取り組むため,我々は,自動運転車が直面する道徳的ジレンマを探るためのオンライン実験プラットフォーム「モラル・マシン」を設計し,展開した。このプラットフォームでは,世界の233の国や地域の数百万の人々から,10の言語で4000万件の意思決定データが集められた。本論文では,この実験の結果を報告する。我々は第一に,世界的な道徳的優先傾向の概要を述べる。第二に,個人間の優先傾向の違いを参加者の人口統計学データに基づいて例証する。第三に,文化間での倫理的な違いを示し,それらによって国や地域を3つの主要なグループに分けられることを明らかにする。第四に,これらの違いが,近代的制度や根深い文化特性に相関していることを示す。我々は,これらの優先傾向が,社会的に許容される世界的な機械倫理の原則の開発にどのように役立つかについて考察する。この論文で使われた全てのデータは一般に公開されている。Copyright Nature Japan KK 2018

シソーラス用語： 言語 ,  人工知能 ,  *意思決定 ,  高速度
準シソーラス用語： 人口統計学 ,  オンライン ,  ジレンマ ,  自律走行車両 ,  *道徳 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 心理学一般  (AE01000T) ,  人類学  (EA01070K) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

タイトルに関連する用語 (3件)： モラル ,  マシン ,  実験