文献

J-GLOBAL ID：201802257579869559   整理番号：18A0158708

ZnOナノ粒子によるシリマリンのグリーン合成,特性化および電気化学的センシング:実験的およびDFT研究【Powered by NICT】

Green synthesis, characterization and electrochemical sensing of silymarin by ZnO nanoparticles: Experimental and DFT studies

著者 (6件)： Sharma Deepali (Discipline of Pharmaceutical Sciences, School of Health Sciences, University of KwaZulu-Natal, Durban 4001, South Africa) ,  Sabela Myalowenkosi I. (Department of Chemistry, Durban University of Technology, Durban 4000, South Africa) ,  Kanchi Suvardhan (Department of Chemistry, Durban University of Technology, Durban 4000, South Africa) ,  Bisetty Krishna (Department of Chemistry, Durban University of Technology, Durban 4000, South Africa) ,  Skelton Adam A. (Discipline of Pharmaceutical Sciences, School of Health Sciences, University of KwaZulu-Natal, Durban 4001, South Africa) ,  Honarparvar Bahareh (Discipline of Pharmaceutical Sciences, School of Health Sciences, University of KwaZulu-Natal, Durban 4001, South Africa)
資料名： Journal of Electroanalytical Chemistry  (Journal of Electroanalytical Chemistry)
巻： 808  ページ： 160-172  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0037A  ISSN： 1572-6657  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物抽出物の使用は,ナノ粒子の合成,非常に興味深い世界的に集めているが生物学に着想を得た経路を提供した。ZnOナノ材料は数十年に亘って大多数の包括的な研究材料の1つで,バイオセンシングの分野の研究者の注意をひいている。本研究では,パパイヤ(Carica papaya)種子抽出物を用いた平均サイズ4~8nmの酸化亜鉛ナノ粒子(ZnO NPs)のグリーン合成のための使用した系統的アプローチ。調製したZnOナノ粒子をX線回折(XRD),透過型電子顕微鏡(TEM),UV-可視分光法とFourier変換赤外分光法(FTIR)を用いて特性化した。抽出物の組成はガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)を用いて同定したが,これはZnO NPの合成に重要なキャッピング剤としてオレイン酸の役割を明らかにした。電気化学的応用を調べるため,合成したZnO NPsは,ガラス状炭素電極(GCE)上に多層カーボンナノチューブ(MWCNTs)とを統合することによりシリマリンのセンシング活性を試験した。MWCNT/ZnO NPs/GCEから得られた電気化学的信号はMWCNT/GCEと裸のGCEよりも2倍高かった。開発したMWCNT/ZnOナノ粒子複合材料と応用プロトコルを用いた電気化学的検出は160mg引用濃度,市販オオアザミ錠剤中の,約76%であることを検出効率を確認におけるシリマリンの122mgを検出することができた。本研究では,パパイヤ(Carica papaya)種子抽出物を用いたZnO NPsの合成のための環境に優しくコスト効率の良い方法を強調した。これらのNPsは,強化された検出応用を有することが分かった。分子レベルでのZnO NPによりシリマリンの電気化学的センシングを理解するために,ZnOモデルクラスタ,(ZnO)nn=3及び4とシリマリンの相互作用をB3LYP汎関数と6 311+G/LanL2DZ基底関数系を用いた密度汎関数理論(DFT)を用いて調べた。シリマリン分子とZnOクラスタの間の相互作用を強化するシリマリンのOH基へのZnOクラスタからの電荷移動を二次摂動エネルギーに由来する相互作用エネルギーと安定化エネルギーの観点から分析した。得られたエネルギーは,最も可能性の高い位置とシリマリン中の官能基,ZnO NPsと検出との結合したを示した。本研究で適用したシリマリンの電気化学的検出のための戦略は,異なる金属酸化物NPsの存在下における潜在的生体分子の電気化学的バイオセンシングを評価するための系統的ベンチマークとして役立つ。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *酸化亜鉛 ,  電荷移動 ,  相互作用 ,  密度汎関数法 ,  *ナノ粒子 ,  *キャラクタリゼーション ,  X線回折 ,  *電気化学 ,  クラスタ ,  バイオセンサ ,  複合材料 ,  ナノ材料 ,  透過型電子顕微鏡 ,  酸素複素環化合物 ,  多価フェノール ,  フラボノイド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： 生体分子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： グリーン合成 ,  抽出物Caricaパパイヤ種子 ,  亜鉛酸化物ナノ粒子(ZnO NPs) ,  シリマリン ,  センシング ,  密度汎関数理論(DFT)

分類 (1件)： 電気化学反応  (CB07050F)

物質索引 (1件)： シリマリン

タイトルに関連する用語 (9件)： ZnOナノ粒子 ,  シリマリン ,  グリーン ,  特性化 ,  電気化学 ,  センシング ,  実験 ,  DFT ,  研究