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J-GLOBAL ID:201802257584358323   整理番号:18A1989467

統合失調症の病態生理学におけるニューロトロフィンの神経生物学的仮説:メタ分析【JST・京大機械翻訳】

The neurobiological hypothesis of neurotrophins in the pathophysiology of schizophrenia: A meta-analysis
著者 (14件):
資料名:
巻: 106  ページ: 43-53  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0194A  ISSN: 0022-3956  CODEN: JPYA3E  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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統合失調症は異常な神経生物学的回路のパターンと関連する。疾患の複雑さは,疾患病理に寄与することが知られている複数の生物学的相互作用によって反映される。一つの潜在的寄与因子は神経系における複数の機能的過程に関与する蛋白質であるニューロトロフィンのファミリーであり,神経発生,シナプス形成及び神経可塑性において重要な役割を果たす。これらの役割を念頭において,異常なニューロトロフィンプロファイルが統合失調症の病理に寄与すると仮定されている。統合失調症に関連する脳由来神経栄養因子(BDNF),神経成長因子(NGF),ニューロトロフィン-3(NT-3)及びニューロトロフィン4/5(NT-4/5)の末梢レベル間の相関を調べるために,統合失調症におけるニューロトロフィンの神経生物学的仮説を精査するための系統的レビュー及びメタ分析を行った。52の研究をレビューし,22の研究をこのメタ分析に含めた。ランダム効果モデルを用いて,ニューロトロフィン(BDNF,NGF及びNT-4/5)レベルの低下が統合失調症と関連することを確認した(Hedgeのg=-0.846;SE=0.058;95%信頼区間:-0.960~-0.733;Z値=-14.632;p値=0.000)。サブグループ分析により,ニューロトロフィンレベルは薬物療法および薬物療法患者の両方において有意に減少することが示された。平均年齢,疾患期間およびPANSS総スコアのような連続変数のメタ回帰は,ニューロトロフィンレベルに関連して有意な効果を示さなかった(p>0.05)。末梢ニューロトロフィンレベルの低下は統合失調症と有意に関連し,それにより統合失調症におけるニューロトロフィンの神経生物学的仮説を確認することを確認した。統合失調症患者の末梢血における低レベルのニューロトロフィンは,一部,統合失調症の病態生理学を説明する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  生理活性ペプチド 

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