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J-GLOBAL ID:201802257631283206   整理番号:18A0276439

上部マントル条件下におけるかんらん石と輝石中のふっ素の貯蔵容量【Powered by NICT】

The storage capacity of fluorine in olivine and pyroxene under upper mantle conditions
著者 (6件):
資料名:
巻: 208  ページ: 160-170  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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地球のマントル中のかんらん石と斜方輝石のフッ素貯蔵容量に関する新しい実験結果を提示した。実験は17GPaまで1350°Cと1700°Cと圧力間の温度でシステムMgO SiO_2+MgF_2で行った。電子マイクロプローブ測定はかんらん石中のフッ素濃度は5100μg/gに達することを示した。かんらん石中のふっ素の貯蔵容量は小さな圧力依存性が,温度の上昇とフッ素貯蔵容量間に正相関が強い温度依存性のみを示した。頑火輝石で見られるふっ素濃度は一桁小さいし,670μg/gに達する著者らのデータは,フッ素飽和かんらん石中のふっ素の濃度はかんらん石中の水濃度と同じ範囲にあることを示した。それにもかかわらず,かんらん石中のふっ素と水溶解度は圧力と温度の増加に伴って反対の挙動を示した。かんらん石中のふっ素溶解度は温度の上昇と共に増加するが,圧力によりあまり影響されなかった。対照的に,かんらん石中の水溶解度は以前に温度の上昇とともに減少し,圧力の増加と共に増加することが示されている。著者らの実験は,名目上フッ素が含まれない鉱物苦土かんらん石と頑火輝石のように上部マントルの全フッ素収支を貯蔵できる,りん灰石や角閃石のような副成分相を引き合いに出すまでもなくことを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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岩石圏の地球化学一般  ,  珪酸塩鉱物 
タイトルに関連する用語 (5件):
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