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J-GLOBAL ID:201802257640587620   整理番号:18A0780966

C6神経膠腫モデルにおける微小気泡増強診断超音波による経細胞および傍細胞経路を介した血液脳腫瘍バリア透過性の増加【JST・京大機械翻訳】

Increasing of Blood-Brain Tumor Barrier Permeability through Transcellular and Paracellular Pathways by Microbubble-Enhanced Diagnostic Ultrasound in a C6 Glioma Model
著者 (12件):
資料名:
巻: 11  ページ: 86  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7087A  ISSN: 1662-453X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ほとんどの抗癌剤は,血液脳腫瘍障壁(BTB)の存在のため,脳腫瘍に効率的に送達できない。本研究の目的は,BTB透過性と可能な機構に及ぼすマイクロバブル増強診断超音波(MEU)の影響を調査することであった。神経膠腫を含むラットを以下の3つの群にランダムに分けた。微小気泡増強連続診断超音波(MECUS)群;微小気泡増強間欠診断超音波(MEIUS)群と対照群。神経膠腫は,診断超音波で頭蓋を通して超音波処理され,尾静脈を通して微小気泡を注入された。Evans Blue(EB)と動的コントラスト強調MRIを用いてBTB透過性の変化を試験した。共焦点レーザ走査顕微鏡を用いて,腫瘍組織におけるEBの沈着を観察した。接合接着分子-A(JAM-A)およびカルシウム活性化カリウムチャンネル(K_Caチャンネル)の分布および発現を,ウエスタンブロット,qRT-PCRおよび免疫組織化学的染色によって検出した。MEU群において,EB溢出(MECUS群における11.0±2.2μg/gおよびMEIUS群における17.9±2.3μg/g)は,対照群(5.3±0.9μg/g)と比較して有意な増加を示した。MEIUS群には,MECUS群より多くのEB溢出があった。MEU群における動的コントラスト強調MRIのK_trans値は対照群のそれより高く,腫瘍におけるEB溢出と強く相関した(R2=0.97)。これは,K_trans値が微小気泡強化超音波処理後のラット神経こう腫におけるBTB透過性を評価するための非侵襲的方法であることを示した。ウエスタンブロット,qRT-PCRおよび免疫組織化学的染色は,MEUがグリオーマにおいてK_Caチャンネル発現を増加させて,JAM-A発現を減少させることを明らかにした。MEIUS群のこの変化はMECUS群より明らかであった。結果は,MEUがグリオーマにおけるBTB透過性を効果的に増加させることを示した。機構は,K_Caチャンネル発現のアップレギュレーションを含む可能性があり,そして,MAM-A発現の減少によってBTBにおけるタイトジャンクションの形成に影響を及ぼす可能性がある。これらの所見は,神経膠腫薬物療法のためのいくつかの新しい指針を提供する可能性がCopyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
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医用素材  ,  神経系の腫よう  ,  生物薬剤学(基礎) 
タイトルに関連する用語 (13件):
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