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J-GLOBAL ID:201802257648586554   整理番号:18A1007790

ハーブ製剤SC-E1はRAW264.7マクロファージにおけるNrf2/HO-1シグナル伝達経路の活性化を介してリポ多糖類刺激炎症反応を抑制する【JST・京大機械翻訳】

Herbal formula SC-E1 suppresses lipopolysaccharide-stimulated inflammatory responses through activation of Nrf2/HO-1 signaling pathway in RAW 264.7 macrophages
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 374  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7420A  ISSN: 1472-6882  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】SC-E1は韓国における炎症性疾患の治療のために伝統的な漢方薬に頻繁に使用される5つの東洋薬用ハーブから成る新しい薬草処方である。本研究はリポ多糖類(LPS)刺激マクロファージに及ぼすSC-E1の影響と関与する分子機構を調べた。【方法】SC-E1抽出物の細胞毒性効果を,MTT分析によってRAW264.7細胞において評価した。フリーラジカル捕捉と細胞内活性酸素種の生成に及ぼすSC-E1の影響を,それぞれDPPHとDCFH-DAを用いて測定した。炎症性サイトカイン,炎症性メディエーター,および関連産物の産生に及ぼすSC-E1の影響を,ELISAおよびウェスタンブロット法によって測定した。核因子カッパB(NF-κB)とNF-E2関連因子2(Nrf2)の分子機構と核転座をウェスタンブロット分析と免疫細胞化学によって調べた。【結果】SC-E1は強い抗酸化活性を示し,LPS誘導NO分泌ならびにiNOS発現および炎症性サイトカインの産生を阻害し,細胞生存率に影響を及ぼさなかった。SC-E1はLPS誘導NF-κB活性化とマイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)経路も抑制した。さらに,SC-E1はNrf2の核移行を介してヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)発現を誘導した。炎症性サイトカインの産生に対するSC-E1の阻害効果は,HO-1阻害剤SnPP処理により消失した。【結論】これらの結果は,SC-E1がマクロファージにおけるNF-κBおよびMAPKの阻害およびNrf2仲介HO-1誘導を介して抗酸化および抗炎症効果を発揮することを示唆する。これらの知見は,炎症性疾患を治療するための新しい処方と考えられるSC-E1の証拠を提供する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消炎薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究 
引用文献 (49件):
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