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J-GLOBAL ID:201802257672296689   整理番号:18A0522027

東京に大雪をもたらした南岸低気圧と周辺の渦度に関する総観気候学的解析

Synoptic Climatological Features of South-coast Cyclones Bringing a Heavy Snowfall in Tokyo and Its Relationship with Vorticity around Japan
著者 (2件):
資料名:
号: 53  ページ: 177-188  発行年: 2018年03月23日 
JST資料番号: S0033A  ISSN: 0369-3562  CODEN: NDBSAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・東京に大雪(降雪5cm以上)をもたらした南岸低気圧のいくつかのルートについて,地上の気圧配置や上空のトラフやリッジの発達など総観気候学的解析を実施。
・1981~2016年冬季のNCEP/NCAR再解析データ(海面気圧(SLP),500hPa高度場,風向・風速)を使用。
・また降雪量とアジア太平洋天気図を使用し,南岸低気圧のルートを調べ,
・八丈島・鳥島,三宅島・八丈島,接岸の3ルートに分類。
・分類した各ルートのコンポジット解析を,SLPと500hPaについて実施。
・その結果,以下の知見。
・1)南岸低気圧発生前は西高東低の冬型の気圧配置となり,この気圧配置が西から緩むことにより南岸低気圧が発生。
・2)関東地方に近いルートを取る程,500hPaのトラフが深まり,南岸低気圧が発達。
・3)華南付近に発生する正渦度域であるサイクロジェネシスは南岸低気圧の発生・発達に影響。
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
大規模擾乱,台風,大気重力波 

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