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J-GLOBAL ID：201802257761578198   整理番号：18A0196784

第一原理によるポリエチレンの過渡電流シミュレーション【Powered by NICT】

Current-transient Simulation of polyethylene by first principles

著者 (5件)： Sato M. (The University of Tokyo, 7-3-1, Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8656, Japan) ,  Kumada A. (The University of Tokyo, 7-3-1, Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8656, Japan) ,  Hidaka K. (The University of Tokyo, 7-3-1, Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8656, Japan) ,  Hirano T. (The University of Tokyo, 4-6-1, Komaba, Meguro-ku, Tokyo 153-8505, Japan) ,  Sato F. (The University of Tokyo, 4-6-1, Komaba, Meguro-ku, Tokyo 153-8505, Japan)
資料名： IEEE Conference Proceedings  (IEEE Conference Proceedings)
巻： 2017  号： CEIDP  ページ： 58-61  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2441A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分子絶縁体における高速過渡電流は半現象論Scher-Montroll(S M)理論の観点から解釈されている,実験データに幾分良好なフィッティングによるものであった。しかし,理論的観点から,ポーラロン効果が重要な役割を果たしているがこのモデルは絶縁体におけるキャリア移動に適用できるかどうか疑問である。本論文では,非晶質ポリエチレン(PE)における正孔移動を分子動力学,量子化学的および速度論的モンテカルロ計算の組み合わせを用いてシミュレートした,半経験的または現象論的モデルを採用することはない。正孔ホッピング速度は,キャリアと分子振動モード間の結合を考慮に入れたFermi黄金則速度核関数の近似形を計算した。電流波形は正孔の軌跡から計算した。計算機電流波形は,いわゆる異常拡散特性を示し,さらに,それらが実際にS-M理論により予測されるよく知られた「普遍性」に従う。はまた,実験的知見と一致して,S-Mプロットの勾配はS-M理論の予測から外れることを示した。Copyright 2018 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 分子振動 ,  分子動力学 ,  正孔 ,  近似法 ,  ホッピング伝導 ,  絶縁体 ,  *シミュレーション ,  速度論 ,  非晶質 ,  ポーラロン ,  モンテカルロ法 ,  *ポリエチレン
準シソーラス用語： 電流波形 ,  現象論 ,  *過渡電流 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： トランジスタ  (NC03070N) ,  有機化合物の電気伝導  (BM03045F) ,  半導体結晶の電子構造  (BM02060N) ,  四環以上の炭素縮合多環化合物  (CF06090C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 第一原理 ,  ポリエチレン ,  過渡電流 ,  シミュレーション