文献

J-GLOBAL ID：201802257800910823   整理番号：18A0611077

起立性低血圧と多系統萎縮症における補酵素Q10補給:7例の報告【Powered by NICT】

Coenzyme Q10 Supplementation in Orthostatic Hypotension and Multiple-System Atrophy: A Report on 7 Cases

著者 (1件)： Rembold Christopher M. (Cardiovascular Division, Department of Internal Medicine, University of Virginia Health System, Charlottesville)
資料名： American Journal of Medicine  (American Journal of Medicine)
巻： 131  号： 4  ページ： 444-446  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0530B  ISSN： 0002-9343  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多系統萎縮症は起立性低血圧,パーキンソン病徴候,小脳徴候によって特徴づけられる神経学的障害である。補酵素Q10合成に関与する酵素,COQ2の変異は最近多重システム萎縮症の家族性および散発性症例と関連していた。Iは多重システム萎縮症の他の症状を伴わない起立性低血圧患者は経口コエンザイムQ10投与から利益を得る可能性があると仮定した。症候性起立性低血圧の七名の患者を10±3か月間毎日補酵素Q10をunrandomized様式で257±37mgであった。補酵素Q10を始める前に,患者の収縮期血圧は座位から立ち上がり時における30±4mmHg低下した。補酵素Q10による治療後,収縮期血圧は座位(対応のあるt検定により収縮期血圧減少の変化に対するP=.007)から立ち上がり時における7±5mmHgを減少させた。これらのデータは,起立性低血圧は,補酵素Q10投与により改善できることを,この仮説を検証するために,無作為化臨床試験を開始すべきであることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ランダム化比較試験 ,  *酵素 ,  収縮期血圧 ,  *起立性調節障害 ,  Parkinson病 ,  座位 ,  投与 ,  症例報告 ,  小脳 ,  治療法 ,  患者 ,  多重化 ,  *萎縮症
準シソーラス用語： t検定 ,  *多系統萎縮症 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 症例報告 ,  補酵素Q10 ,  起立性低血圧 ,  多系統萎縮症

分類 (1件)： 神経系の疾患  (GN03000O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 起立性低血圧 ,  多系統萎縮症 ,  補酵素Q10 ,  補給 ,  報告