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J-GLOBAL ID:201802257912592331   整理番号:18A0149418

高H SF4発現は原発性結腸直腸癌患者における不良全生存と無再発生存の独立した指標である【Powered by NICT】

High HSF4 expression is an independent indicator of poor overall survival and recurrence free survival in patients with primary colorectal cancer
著者 (8件):
資料名:
巻: 69  号: 12  ページ: 956-961  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0136B  ISSN: 1521-6543  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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熱ショック因子4(H SF4)は,H SFファミリーのメンバーである。本研究では,癌ゲノムアトラス大腸癌(TCGA CRC)からのデータを用いて,発現プロファイルとCRC患者における全生存率(OS)と無再発生存(RFS)に関してH SF4の予後的価値を検討した。RNA-Seqデータは,H SF4RNA発現は対応する正常組織(N=51)に比べてCRC組織(N=380)で有意に高かった(平均±SD:3.56±1.28vs.1.85±0.87,p<0.0001)であることを示した。高H SF4発現群は低H SF4発現群(110/264, 41.7%; P=0.0024)より段階III/IV患者(52/86, 60.5%)の有意に高い比を有していた。に加えて,高いH SF4発現群は低H SF4発現群と比較してCEA(CEA≧5, 26/51, 51.0% vs. 64/186, 34.4%),再発の高い割合(32/86, 37.2% vs. 48/254, 18.9%, P=0.0005)と死(36/90, 40.0% vs. 49/277, 17.7%, P<0.0001)の発現を有意に増加した。多変量解析は,高いH SF4発現は貧弱なOS(HR=2.111, 95%CI: 1.350 3.302, P=0.001)とRFS(HR=1.958, 95%CI: 1.224 3.131, P=0.005)の独立した予後因子であることを確認した。バイオインホマティックス分析は,H SF4は直接DUSP26,ZBED8,MAPK14と相互作用することができることを示した。PTGER1,COL11A2,CLPS,ARSAと共発現し,PTGER1,ADRB1,PEX12,CLPS,PSEN2,KCNJ5,CPA1,ARSA,PNLIP,IRX4,CPA2,IDUA,BCKDHA,CTRLと共局在した。H SF4は,これら遺伝子のいくつかを介しCRCにおけるその発癌効果を発揮する可能性があるという仮説を立てた。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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細胞構成体の機能  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般  ,  生物学的機能  ,  遺伝子発現 

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