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J-GLOBAL ID：201802257983734312   整理番号：18A0796552

劣化工学システムの確率的性能推定のためのシミュレーションベースアプローチ【JST・京大機械翻訳】

Simulation-based approach for estimation of stochastic performances of deteriorating engineering systems

著者 (2件)： Jia Gaofeng (Department of Civil and Environmental Engineering, Colorado State University, Fort Collins, CO 80523, United States) ,  Gardoni Paolo (Department of Civil and Environmental Engineering, University of Illinois, Urbana, IL 61801, United States)
資料名： Probabilistic Engineering Mechanics  (Probabilistic Engineering Mechanics)
巻： 52  ページ： 28-39  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0559A  ISSN： 0266-8920  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エンジニアリングシステムは,エージング,規則的な操作,または極端な負荷/環境条件のいずれかにより,時間にわたる劣化を受ける。劣化工学システムの確率的性能評価における劣化をモデル化し,組み込むことは重要である。しかし,劣化モデリングは通常複雑なモデルと多数の不確実性を伴い,そこでは閉形式解が確率的性能測度の推定に利用できない。従来のアプローチのいくつかは,非線形モデルの取扱いと多数の不確実性に直面している。本論文では,劣化する工学システムの確率的性能の推定のための一般的なシミュレーションに基づくアプローチの使用について議論する。シミュレーションに基づく手法は,外部条件,劣化モデル,性能評価モデルに関連する種々の不確実性の考慮を可能にし,採用したモデルの複雑さに制約を与えない。瞬時故障確率,故障に対する衝撃数,故障時間などの性能測度のシミュレーションに基づく推定を確立した。また,この評価に必要な確率分布からサンプルをシミュレートすることに焦点を合わせて,様々なライフサイクル性能量のシミュレーションベースの評価を検討した。このアプローチの重要なステップとして,また,新しい貢献として,本論文では,確率的負荷発生のシミュレーションのための明示的シミュレーションステップと方程式,状態依存劣化モデルによる段階的および衝撃劣化の両方を考慮した劣化プロセスの実現,およびライフサイクル性能量の推定のためのサンプルを開発した。高度なシミュレーション技術(例えば,重要なサンプリング)の採用についても議論し,推定効率をさらに改善し,計算努力を低減した。開発したシミュレーションに基づく手法を,地震と塩化物誘起腐食の両方に起因する劣化を考慮した鉄筋コンクリート(RC)橋の確率的性能評価に適用した。計算性能を,例の文脈内で詳細に検討した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 性能評価 ,  計算 ,  腐食 ,  故障 ,  衝撃 ,  モデル ,  ライフサイクル ,  モデリング ,  *シミュレーション ,  故障率 ,  不確実性 ,  確率分布
準シソーラス用語： 劣化モデル ,  非線形モデル ,  性能測度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： シミュレーションに基づくアプローチ ,  確率的性能 ,  故障確率 ,  ライフサイクル性能 ,  劣化 ,  地震被害 ,  腐食

分類 (1件)： システム・制御理論一般  (IA02010H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 工学 ,  確率 ,  性能推定