文献

J-GLOBAL ID：201802258031479096   整理番号：18A0645723

トウモロコシ茎のバイオチャーの表面特性に及ぼす炭酸カリウムの添加比率の影響を研究した。【JST・京大機械翻訳】

Effect of Potassium Carbonate Addition Rate on Surface Characteristics of Corn Stalk Derived Biochar

著者 (3件)： Zhu Ling (中国農業大学資源与環境学院,北京,100193) ,  Wang Yueying (中国農業大学資源与環境学院,北京,100193) ,  Lv Yizhong (中国農業大学資源与環境学院,北京,100193)
資料名： Turang Xuebao  (Turang Xuebao)
巻： 54  号： 6  ページ： 1508-1517  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2361A  ISSN： 0564-3929  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 種々の比率の炭酸カリウムを添加することにより,600°Cの熱分解温度で活性炭を調製した。炭酸カリウムの活性化バイオ炭(KBC)と通常のバイオチャー(BC)の特性を比較し,生物学的炭素の赤外スペクトル特性,表面官能基,比表面積,細孔径分布,吸着動力学などを含む。その結果,炭酸カリウムによって活性化されたバイオチャーの比表面積は,最大656m2g-1(KBC-2-600)に達し,一方,通常のバイオチャー(BC600)の比表面積は,86.8m2g-1であった。KBC600シリーズのメソ細孔容積と細孔容積はBC600のそれより著しく高く,メソ細孔容積は平均16倍に増加し,ミクロ細孔容積は平均4倍に拡大し,同時にミクロ多孔性は増加した。炭酸カリウムで活性化されたバイオチャーの表面官能基の量と飽和度は1256cm~1~3414cm-1の範囲にあり,官能基の含有量は一般的なバイオ炭より低く,エステルのカルボニル基が消失し,水素結合の能力が弱くなり,不飽和エーテル類が増加した。芳香族性と非極性が増加し、この表面の特徴は非極性芳香族汚染物質の吸着に有利である。ナフタレン吸着の動力学実験によると、BC600とKBC-4-600はいずれも二次動力学モデルに適合し、炭酸カリウムによる活性化後、バイオ炭の吸着性能が向上し、粒子内拡散モデルのフィッティング結果により、炭酸カリウムで活性化されたことが明らかになった。生物学的炭素の内部細孔の複雑さと量は増加した。炭酸カリウムにより活性化されたバイオチャーの表面特性は優れており,非極性芳香族汚染の修復のための効率的な吸着剤としての可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 細孔 ,  汚染物質 ,  吸着剤 ,  *炭酸カリウム ,  吸着 ,  活性炭 ,  細孔径分布 ,  エーテル ,  水素結合 ,  *表面性状 ,  比表面積 ,  ポリアセン
準シソーラス用語： 細孔容積 ,  官能基 ,  *バイオチャー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Biochar ,  Potassium carbonate ,  Impregnation ratio ,  Pore size distribution ,  Infrared spectrum ,  Adsorption of naphthalene

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (1件)： ナフタレン

タイトルに関連する用語 (7件)： トウモロコシ ,  茎 ,  バイオチャー ,  表面特性 ,  炭酸カリウム ,  比率 ,  研究