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J-GLOBAL ID:201802258071950483   整理番号:18A1647451

口腔粘膜黒色腫の転移リンパ節における長い非コードRNA発現プロファイルの包括的全ゲノム解析【JST・京大機械翻訳】

A comprehensive genome-wide analysis of the long noncoding RNA expression profile in metastatic lymph nodes of oral mucosal melanoma
著者 (16件):
資料名:
巻: 675  ページ: 44-53  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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口腔粘膜黒色腫(OMM)は,非常にまれな罹患率を有する一種の悪性腫瘍である。それは,皮膚黒色腫と比較して,より劣った生物学的挙動と臨床転帰を示す。lncRNAは蛋白質コード化能を持たない内在性細胞RNA転写物であり,シスまたはトランス作用機構を介して発癌と関連する。lncRNAが粘膜黒色腫の腫瘍形成に重要な役割を有するという証拠が増えているにもかかわらず,OMMのリンパ節播種の進行におけるそれらの機能についてはほとんど知られていない。ここでは,6つの転移リンパ節およびpaired-matched非転移リンパ節を用いて,lncRNAおよびmRNAマイクロアレイを構築した。次に,RT-PCRを行い,原発性および転移性の両方におけるマイクロアレイデータを検証した。さらにlncRNAとmRNA共発現ネットワークを構築し,遺伝子オントロジー(GO)による生物学的機能と調節されていないlncRNAとmRNAの経路解析を分析した。また,OMMにおけるlncRNAの特異的機構を調べるために,cis-およびtrans-調節分析を行った。著者らの結果は,570のlncRNAが転移性OMM組織で下方制御された292のlncRNAで上方制御されたことを示した。RT-PCRの結果は,原発性および転移性の両方において著者らのマイクロアレイデータセットと一致した。遺伝子オントロジー(GO)および経路解析は,それらがメラニン生合成過程,新しい成長細胞先端および転移性OMMにおけるリソソームにおいて重要な役割を果たすことを示した。cis-調節分析において,著者らは,転移関連遺伝子,PLEKHA5,lnc-AEBP2-1_1とlnc-AEBP2-2_1のシス遺伝子,および微小眼球関連転写因子(MITF),SAMMSON_3のシス遺伝子,SAMMSON_5,およびlnc-MITF-5_1を観察した。トランス調節分析において,CtBP2とSUZ12はコアTF-lncRNA遺伝子ネットワークにおけるlncRNA発現を調節した。著者らの結果は,lncRNAがOMMの転移に関与している可能性があることを示唆し,OMMにおけるこれらの調節されていないlncRNAによって発揮される生物学的機能と根底にある分子機構に焦点を合わせるためにさらなる研究が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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