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J-GLOBAL ID:201802258131041387   整理番号:18A0390766

大腸菌の抵抗性を破る:Berberis lycium Royleの抗菌活性【Powered by NICT】

Breaking the resistance of Escherichia coli: Antimicrobial activity of Berberis lycium Royle
著者 (7件):
資料名:
巻: 102  ページ: 12-20  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0489A  ISSN: 0882-4010  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Berberis lyciumとその主成分ベルベリンの根皮の抗微生物活性を寒天ウェル拡散試験を用いた微生物株のパネルに対して試験し,ミクロブロス希釈法を用いて解析した。予備解析,阻害帯(ZOI)に基づいて,B.lyciumのメタノール抽出物は大腸菌(ZOI 41±1 mm)に対して高度に有効であることを示した。細菌株の中で,E.coliが最も感受性であることが見出され,真菌間のCandida albicansはベルベリンならびに植物の粗メタノール抽出物に最も感受性が高かった。植物のメタノール抽出物はベルベリン(MIC 3.5±0.57)(p<0.05)よりも大腸菌(MIC 1.7±1.18; MBC 2.4±1.18)のためのより効果的なが,ベルベリンはC.albicansに対する粗抽出物より有効であった。さらに,ベルベリンで試験した場合,E.coliは72時間後の耐性コロニーの発達を示したが,そのようなコロニーの開発は,植物のメタノール抽出物では観察されなかった。これはB.lyciumの粗メタノール抽出物の抵抗性の破れ分子の存在によるものであろう。また粗メタノール抽出物のMIC指標はE.coli,殺菌性があると作用機序を示した1.39であった。HPLC分析は,植物のメタノール抽出物で最高濃度でベルベリンの存在,続いて水抽出物を明らかにした。粗抽出物における抵抗性の破れ分子によるこのベルベリンの増強はその強い有効性を説明できる可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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植物の生化学  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  病原体に作用する抗生物質の基礎研究 
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