抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・斜面崩壊とは,ほぼ重力のみにより(水の影響は主体ではない)物質が集団を成して,様々な速度(年数mm~時速100km以上),様々な運動様式(匍行,滑動,崩落,自由落下,流動等)で移動する現象。
・これらの現象は,水の影響の大小,物質の破壊状況,移動速度,運動様式,および位置関係などをもちいて,何種類かに区分・命名
・斜面崩壊は,表層崩壊と深層崩壊に大別されるが,表層崩壊は通常の地形図や空中写真では微地形の判読が困難なので,本連載で扱う地形は深層崩壊地形。
・表層崩壊とは,厚さ0.5~2.0m程度の表層土が,表層土と基盤層の境界に沿って滑落する比較的規模の小さい崩壊現象。
・深層崩壊は,すべり面が表層崩壊より深部で発生し,深層の地盤まで崩壊土塊となる比較的規模の大きな崩壊現象。
・表層崩壊と深層崩壊の規模に明瞭な閾値を設けにくく,定量的な境界設置不能。
・次回は,深層崩壊が発生すると生じる地形について解説。
・次々回は,深層崩壊が発生しやすい地形について解説。