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J-GLOBAL ID：201802258238442742   整理番号：18A0837989

デキサメタゾンで処理した器官培養におけるラット,ブタおよびヒト水晶体の光学的性質【JST・京大機械翻訳】

The optical properties of rat, porcine and human lenses in organ culture treated with dexamethasone

著者 (2件)： Bree Mark (Genzyme, a Sanofi Company, Waltham MA, USA) ,  Borchman Douglas (University of Louisville, Louisville KY, USA)
資料名： Experimental Eye Research  (Experimental Eye Research)
巻： 170  ページ： 67-75  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0658B  ISSN： 0014-4835  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水晶体の器官培養は,水晶体上のカチオン,グルコース,酸素,抗酸化剤または薬物のような部分の直接効果を試験するのに有用である。器官培養水晶体の水晶体混濁度変化は,定量的に測定されていない。本研究の目的は,器官培養ラット,ブタ及びヒト水晶体における水晶体混濁度変化の時間経過を確立し,デキサメタゾンで処理した水晶体の混濁度変化を測定するためのシステムの有用性を試験することである。ヒト,ブタおよびラット水晶体を,13日間,最小必須培地で5μMデキサメタゾンの有無にかかわらず培養した。レンズの吸光度と光散乱を分光計を用いて測定した。水晶体混濁を水晶体写真から等級付けした。10人のドナーから16人のヒト水晶体を得た。光散乱は,550nm以上のヒト水晶体の全ての吸光度,500nmの吸光度の72%,450nmの吸光度の50%を説明した。同様に,ブタ水晶体に対して,光散乱は350nmにおける400nm以上の吸光度と40%の吸光度を説明した。ラット水晶体では,散乱は325nm以上の吸光度と300nmでの37%の吸光度を説明した。ラット水晶体スペクトルにおいて,600nm付近の広い吸収ピークはラット水晶体に特有であった。器官培養における5日後に,ヒト水晶体の光散乱,吸光度および光学的グレードはデキサメタゾンを含まないものと比較してデキサメタゾン処理水晶体において高かった。同様の差が,器官培養で1日後にラット水晶体で観察された。ブタ水晶体の混濁はデキサメタゾン処理で変化しなかった。結論として,この研究は,ヒトおよびラット水晶体におけるデキサメタゾン誘導混濁が,白内障を生じるまたは改善する部分の陽性または陰性効果を試験するための将来の研究に重要であることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： スペクトル ,  カチオン ,  *ヒト ,  分光計 ,  吸光度 ,  光散乱 ,  酸素 ,  混濁度 ,  *器官培養 ,  *水晶体 ,  白内障 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  ステロイド ,  ステロイドホルモン ,  ジエン ,  有機フッ素化合物 ,  グルココルチコイド ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  ジケトン ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： 水晶体混濁 ,  抗酸化剤 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： レンズ ,  吸光度 ,  散乱 ,  器官培養 ,  ラット ,  ブタ ,  人間

分類 (2件)： 眼の基礎医学  (GP01020C) ,  視覚  (EJ13020B)

物質索引 (2件)： グルコース ,  デキサメタゾン

タイトルに関連する用語 (7件)： デキサメタゾン ,  器官培養 ,  ラット ,  ブタ ,  ヒト ,  水晶体 ,  光学的性質