文献

J-GLOBAL ID：201802258280834356   整理番号：18A0290108

キャッシュ参照回数を基準としたNDNにおける共謀型IFA対策手法の提案

A Proposal for Coping with Collusive IFA According to Frequency of Cache Reference on NDN

著者 (2件)： 園田彩香 (県立広島大) ,  重安哲也 (県立広島大)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2018  号： DPS-173  ページ： Vol.2018-DPS-173,No.7,1-6 (WEB ONLY)  発行年： 2018年01月11日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： NDNでは,コンテンツルータのキャッシュを有効利用することによりトラフィックやコンテンツ取得遅延を短縮する。しかしながら,コンテンツ要求の転送情報を記録するPITエントリをネットワーク上のサーバと共謀してオーバフローさせることで,コンテンツ配信を阻害する共謀型IFAによってNDNの性能が大きく低下することが指摘されている。本論文では,共謀型IFAでコンテンツルータ上に蓄積されたキャッシュがその後に再利用されないことに着目し,これを参照することで共謀型IEAの検知ならびに,対策を行う手法を提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： *ネットワーク ,  *インターネット ,  キャッシュメモリ ,  攻撃行動 ,  コンピュータセキュリティ ,  ルータ【通信】 ,  サイバー攻撃
準シソーラス用語： *NDN【ネットワーク】 ,  キャッシュ ,  攻撃【情報】

分類 (1件)： 計算機網  (JC03000K)

引用文献 (12件)：

• 山本幹, ′′コンテンツオリエンテッドネットワーク, ′′電子情報通信学会誌, vol,95, no.4, pp,341-346, 2012.
• 中里秀則, ′′コンテンツ指向型ネットワーク,′′ 映像情報メディア学会誌, vol,69, no.3, pp.253-255, 2015
• 朝枝仁, ′′情報指向ネットワークがもたらす可能性と研究課題,′′ 情報通信研究機構研究報告, vol.61, no,2, pp.113-117, 2015
• 永井翔平, 水野修, ′′コンテンツセントリックネットワークのユーザプライバシ保護のためのコンテンツ取得方式,′′ 電子情報通信学会技術研究報告, IN, vol.116, no.485, pp.109-114, 2017-02-23
• 武藤展敬, 佐藤直, ′′帯域制御を利用したDos攻撃対策′′ 情報処理学会研究報告, CSEC, vol.2008, no.122, pp.7-12, 2008-11-28

タイトルに関連する用語 (6件)： キャッシュ ,  参照 ,  共謀 ,  対策 ,  手法 ,  提案