抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・トライボロジーの問題を表面処理の観点から解決するため,「潤滑アルマイト」の開発経緯および規格について解説。
・摩擦係数の低下,摩耗の減少,潤滑性能の向上のためには,軟質で剪断応力が低い最外層,その下の高荷重でも塑性変形しない靭性のある硬質層,および硬さが漸減する硬質層の3層から構成される「潤滑アルマイト」を推奨。
・「潤滑アルマイト」は1960年代後半から2010年までの50年の間に精力的に開発,商品化され,現在,国内のアルマイト処理業者の80%以上が固体潤滑剤に「テフロン(ポリテトラフルオロエチレン,PTFE)」を使用。
・「潤滑アルマイト」の規格として,JIS H8603「アルミニウム及びアルミニウム合金の工業用硬質陽極酸化皮膜」を紹介。