文献
J-GLOBAL ID:201802258441512255   整理番号:18A0768131

二次加工処理による改善効果を考慮した疲労強度に及ぼす板厚影響に関する研究

Research on Thickness Effect on Fatigue Strength with Considering Improving Effect by Post Weld Treatment
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 215-232 (WEB ONLY)  発行年: 2018年01月30日 
JST資料番号: U0578A  ISSN: 2188-6598  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
疲れ強さは厚さ効果によって減少し,したがって,厚い材料から成る構造として,疲れ強さの改善処理は重要である。溶接後処理は疲れ強さを改善するための有用な方法の一つである。しかしながら,溶接後処理により改善された溶接継手に及ぼす厚さの影響は,実験データが定量的評価に不十分であるため,明確ではない。本研究の目的は,溶接後処理により改善された疲れ強さに及ぼす厚さの影響を評価し,疲れ設計指針に反映することである。そこで,船舶構造の主要溶接継手の一つである横方向無負荷搬送十字継手において,溶接後処理による疲労強度の改善効果を評価した。本研究では,HFMI(高周波機械的衝撃)とショットピーニングの結果を,公称応力法による溶接条件と従来のBurr研削の結果により評価した。さらに,溶接先端の応力集中と溶接残留応力の両方が公称応力から分離される改良MIL-HDBK-5法による相当応力アプローチを用いて疲れ強さを評価した。本研究で採用した相当応力を用いて,残留応力および応力集中の両方の影響を,応力範囲および最大応力において考慮した。亀裂発生に対するサイクル数と破壊に対するサイクル数の両方が,積分的に相当応力アプローチにより評価されると考えられる。MIL-HDBK-5で定義された相当応力アプローチの修正版を用いて,疲れ試験結果の間の良好な相関を達成した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
接合部  ,  船舶構造・材料 
引用文献 (23件):
  • Class NK: Rules for the Survey and Construction of Steel Ships; Part CSR-B Common Structural Rules for Bulk Carriers 2015 (2015), p.265 & pp.406-409.
  • N. Yamamoto, M. Mouri, T. Okada, and T. Mori:An analytical and experimental study on the thickness effect of fatigue strength in large-scale-welded models, Welding in the World, Vol.58, No.3 (2014), pp.329-337.
  • K. Matsuoka and Y. Kobayashi: Influence of Maximum Stress on Fatigue Crack Initiation Life of Welded Steel Joints and Notched Plates, Welding in the World, Vol.42, No.6 (1999), pp.18-24.
  • T. Iwata and K. Matsuoka: Fatigue Strength of CP Grade2 Titanium Fillet Welded Joint for Ship Structure, Welding in the World, Nol.48, No.7/8 (2004), pp.40-47.
  • 松岡一祥,藤井英輔:鋼溶接継手の疲労き裂発生寿命の一評価法,日本造船学会論文集,第178号(1995), pp.513-522.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る