文献

J-GLOBAL ID：201802258455367655   整理番号：18A1027024

急性LSD投与後のネットワークハブ結合性の変化【JST・京大機械翻訳】

Altered network hub connectivity after acute LSD administration

著者 (5件)： Mueller Felix (University of Basel, Department of Psychiatry (UPK), Basel 4012, Switzerland) ,  Dolder Patrick C. (University of Basel, Division of Clinical Pharmacology and Toxicology, Department of Biomedicine and Department of Clinical Research, University Hospital Basel, Basel 4031, Switzerland) ,  Schmidt Andre (University of Basel, Department of Psychiatry (UPK), Basel 4012, Switzerland) ,  Liechti Matthias E. (University of Basel, Division of Clinical Pharmacology and Toxicology, Department of Biomedicine and Department of Clinical Research, University Hospital Basel, Basel 4031, Switzerland) ,  Borgwardt Stefan (University of Basel, Department of Psychiatry (UPK), Basel 4012, Switzerland)
資料名： NeuroImage: Clinical  (NeuroImage: Clinical)
巻： 18  ページ： 694-701  発行年： 2018年 
JST資料番号： W3179A  ISSN： 2213-1582  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： LSDは,精神病を模倣し,不安と抑うつを患う人々の精神衛生を改善すると言われている曖昧な物質である。この物質により誘導される意識の変化状態のニューロン相関についてはほとんど知られていない。制限された以前の研究は,LSD投与後の静止状態ネットワークの機能的連結性の著しい変化を示した。本研究では,独立試料におけるこれらの知見を複製し拡張することを試みた。二重盲検,無作為化,交差試験において,100μg LSDとプラセボを20人の健常参加者に経口投与した。静止状態脳活動は,機能的磁気共鳴画像によって評価した。10の確立された静止状態ネットワークのWithinネットワークとネットワーク間接続性測度を,薬物条件の間で比較した。種子からボクセルへの分析におけるソースとして静止状態ネットワークを用いて相補的解析を行った。急性LSD投与は視覚,感覚運動および聴覚ネットワークおよびデフォルトモードネットワーク内の機能的連結性を有意に低下させた。ネットワーク間接続性は広く増加し,すべての研究ネットワークはある程度影響を受けたが,種子からボクセルへの分析は一貫してネットワークと皮質(視床,線条体)と皮質(前帯状皮質)ハブ構造の間の連結性の増加を示した。これらの後者の観察は,精神病理学的状態,特に精神病におけるハブの重要性に関する知見と一致し,最近のモデルにより提案されたように,幻覚の治療効果を明らかにすることができた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 皮質 ,  視覚 ,  経口投与 ,  *ネットワーク ,  二重盲検法 ,  視床 ,  精神病 ,  偽薬 ,  *連結性 ,  幻覚 ,  ボクセル ,  ニューロン ,  *投与 ,  聴覚 ,  精神衛生

著者キーワード (5件)： LSD ,  fMRI ,  機能的連結性 ,  ネットワーク ,  ハブ

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (3件)： LSD ,  投与 ,  ハブ