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J-GLOBAL ID:201802258548655042   整理番号:18A0975394

前内分泌療法中または後に進行したHR+,HER2-乳癌の閉経後患者におけるフルベストラントと併用したドビチニブの第II相無作為化プラセボ対照試験【JST・京大機械翻訳】

Phase II, randomized, placebo-controlled study of dovitinib in combination with fulvestrant in postmenopausal patients with HR + , HER2 - breast cancer that had progressed during or after prior endocrine therapy
著者 (16件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 18  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7313A  ISSN: 1465-542X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】線維芽細胞成長因子受容体1(FGFR1)の過剰発現は,ホルモン受容体陽性(HR+)の≦8%で見つかり,ヒト上皮成長因子受容体2陰性(HER2)乳癌症例は,内分泌療法(ET)への全体の生存と耐性の減少と相関している。強力なFGFR阻害剤であるドビチニブは,FGFR経路増幅乳癌を有する高度に前処理された患者において抗腫瘍活性を示した。【方法】この無作為化プラセボ対照第II相試験において,フルベストラントへのドビチニブの添加が,前のETの間または後に進行したHR+,HER2-進行乳癌を有する閉経後患者における転帰を改善するかどうかを評価した。患者はFGF経路増幅と内臓疾患の存在により層別化され,それらは1:1にランダム化されて,フルベストラント+ドビチニブまたはプラセボを受けた。一次エンドポイントは無進行生存(PFS)であった。【結果】2012年5月15日から2014年11月26日まで,36施設から97人の患者を登録した。FGF経路増幅の頻度は予想より低く,本研究はFGF経路増幅を有する患者の緩徐性により早期に終了した。平均PFS(95%CI)は,ドビチニブ対プラセボ腕においてそれぞれ5.5(3.8-14.0)か月対5.5(3.5-10.7)か月であった(HR,0.68;事前定義された有効性基準を満たさなかった)。FGF経路増幅サブグループ(n=31)に対して,中央値PFS(95%CI)は,ドビチニブ対プラセボ腕においてそれぞれ10.9(3.5~16.5)か月対5.5(3.5~16.4)か月であった(HR,0.64;予め定義された優位性基準に適合した)。ドビチニブ(下痢,悪心,嘔吐,無力症,頭痛)およびプラセボ(下痢,疲労,悪心,および喘息)における有害事象は,ほとんど低グレードであった。結論:ドビチニブ+フルベストラントの安全性プロフィールは,単剤ドビチニブの既知の安全性プロフィールと一致した。フルベストラントと組み合わせたドビチニブは,FGF経路増幅サブグループにおいて有望な臨床活性を示した。しかしながら,ここで報告されたデータは,予想されたより少ないPFSイベントが予想されるより少なく,FGR経路増幅状態に関係なくドビチニブの効果が期待されるより小さいので,注意で解釈されなければならない。試験登録ClinicalTrials.gov識別子:NCT01528345。2012年1月31日。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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腫ようの薬物療法  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  抗腫よう薬の臨床への応用 
物質索引 (1件):
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引用文献 (53件):
  • CA Cancer J Clin; Global cancer statistics, 2012; LA Torre, F Bray, RL Siegel, J Ferlay, J Lortet-Tieulent, A Jemal; 65; 2; 2015; 87-108; 10.3322/caac.21262; CR1;
  • Global cancer facts & figures; American Cancer Society; 2015; CR2;
  • Breast Cancer Res; The role of oestrogen and progesterone receptors in human mammary development and tumorigenesis; E Anderson; 4; 5; 2002; 197-201; 10.1186/bcr452; CR3;
  • Am J Clin Pathol; Immunohistochemistry of estrogen and progesterone receptors reconsidered: experience with 5,993 breast cancers; M Nadji, C Gomez-Fernandez, P Ganjei-Azar, AR Morales; 123; 1; 2005; 21-7; 10.1309/4WV79N2GHJ3X1841; CR4;
  • J Natl Cancer Inst; US incidence of breast cancer subtypes defined by joint hormone receptor and HER2 status; N Howlader, SF Altekruse, CI Li, VW Chen, CA Clarke, LA Ries; 106; 5; 2014; dju055; 10.1093/jnci/dju055; CR5;
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