抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】2015年7月から2017年6月までの整形外科入院患者の創傷分泌物の一般的病原体の分布および薬剤耐性を後ろ向きに分析し,抗生物質の合理的選択のための証拠を提供する。【方法】2015年7月から2017年6月までの1269の骨科の創傷分泌物の検体を,VITEK-2Compact自動微生物同定と薬剤感受性試験によって分析した。K-B法を用いてセフォペラゾン/スルバクタムのinvitro感受性試験を行い、WHONET5.6統計ソフトを用いてデータに対して統計分析を行った。結果:1269例の創傷分泌物サンプルから細菌443株を分離し、検出率は34.91%で、そのうちグラム陰性桿菌259株(58.46%)、グラム陽性球菌178株(40.18%)、真菌6株(1.35%)であった。グラム陰性桿菌は,Enterobactercloacae43株(9.71%),大腸菌38株(8.58%),Acinetobacterbaumannii36株(8.13%),肺炎桿菌25株(5.64%),緑膿菌25株(5.64%)であった。グラム陽性球菌のうち,79株(17.83%)は黄色ブドウ球菌で,59株(13.32%)はコアグラーゼ陰性ブドウ球菌であった。薬剤感受性の結果、黄色ブドウ球菌とコアグラーゼ陰性ブドウ球菌はバンコマイシン耐性株を出現せず、リネゾリドとフラントインに対する耐性率は0%であった。大腸菌とAcinetobacterbaumanniiの薬物耐性率は高かった。結論:創傷分泌物から分離した細菌は多様化し、薬剤耐性の問題が深刻で、臨床医は適時に創傷分泌物の細菌培養を行い、薬剤感受性の結果に従って合理的に抗生物質を応用し、創傷感染率を下げる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】