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J-GLOBAL ID：201802258683092127   整理番号：18A2052250

超伝導量子コンピュータの基礎と最先端

Fundamentals and Leading Edge of Superconducting Quantum Computing

著者 (6件)： 向井寛人 (東京理科大学 理学部第一部物理学科) ,  向井寛人 (理化学研究所 創発物性科学研究センター) ,  朝永顕成 (東京理科大学 理学部第一部物理学科) ,  朝永顕成 (理化学研究所 創発物性科学研究センター) ,  TSAI Jaw-Shen (東京理科大学 理学部第一部物理学科) ,  TSAI Jaw-Shen (理化学研究所 創発物性科学研究センター)
資料名： 低温工学  (Journal of Cryogenics and Superconductivity Society of Japan)
巻： 53  号： 5  ページ： 278-286(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： S0846A  ISSN： 0389-2441  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 超伝導量子コンピュータの実現に向けた研究は急速に進んでいる。最近,集積量子ビット(量子ビット)の数は50ビットを超え始め,このような量子システムは任意の古典的コンピュータの性能を上回る可能性がある(量子優越性)。ゲート忠実度を改善するために,量子ビットと周辺環境に関する研究が活発に研究されている。超伝導回路は量子コンピュータのプラットフォームになるだろう。どのような技術と理論が量子コンピュータに用いられるか?本論文では,量子コンピューティングシステムの実現に向けての多くの課題を扱った。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *量子コンピュータ ,  量子情報 ,  超伝導 ,  コヒーレンス ,  誤り訂正 ,  ゲート回路 ,  論理素子
準シソーラス用語： *超伝導回路 ,  量子ビット ,  超伝導量子ビット ,  超伝導エレクトロニクス ,  誤差補正 ,  量子ゲート ,  量子エラー補正

著者キーワード (7件)： 超伝導 ,  量子ビット ,  コヒーレンス ,  誤差補正 ,  量子上限 ,  量子コンピュータ ,  この論文におけるいくつかの図形は電子バージョンにおいて色のみで現れるかもしれない

分類 (1件)： Josephson接合・素子  (BM04043E)

引用文献 (60件)：

• 1) Y. Nakamura, Yu. A. Pashkin and J.S. Tsai: “Coherent control of macroscopic quantum states in a single-Cooper-pair box”, Nature 398 (1999)786-788
• 2) G. Wendin: “Quantum information processing with superconducting circuits: a review”, Rep. Prog. Phys. 80 (2017) 106001
• 3) P.W. Shor: “Polynomial-time algorithms for prime factorization and discrete logarithms on a quantum computer”, SIAM J. Comput. 26 (1997) 1484-1509
• 4) L.K. Grover: “Quantum mechanics helps in searching for a needle in a haystack”, Phys. Rev. Lett. 79 (1997) 325
• 5) C. Zalka: “Efficient simulation of quantum systems by quantum computers”, Fortschr. Phys. 46 (1998) 6-8, 877-879

タイトルに関連する用語 (4件)： 伝導 ,  量子コンピュータ ,  基礎 ,  最先端