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J-GLOBAL ID:201802258690842919   整理番号:18A1669500

球状黒鉛鋳鉄の熱疲労特性に及ぼすSi,Crの影響

Effect of Si and Cr on Thermal Fatigue Properties of Spheroidal Graphite Cast Iron
著者 (3件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 501-507  発行年: 2018年09月25日 
JST資料番号: G0096A  ISSN: 1342-0429  CODEN: CHKOFY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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球状黒鉛鋳鉄は高強度・高靭性材料として知られており,自動車の排気系部品に適用されている。排気部品は高温に曝されるので,変態点を増加させ,耐酸化性を改善するためにSiがしばしば添加される。MoとVの添加は高温での強度を増加させる。これらの高温特性を総合的に評価する方法として,低サイクル熱機械歪疲労試験を行った。この試験では,部品の使用環境を考慮して,熱と歪を同時に変えることができる。しかし,鋳鉄の熱疲労試験に関する研究報告は少なく,耐酸化性や高温強度などの高温特性との関係は明確に定義されていない。本研究では,SiとCrの含有量の有効性および熱疲労寿命を調べた。排気系構成要素は,高温では圧縮歪,低温では引張歪を生じるOut-of-phase型であると仮定した。Si含有量は3.9~4.8%の範囲で変化し,Cr含有量は0~0.6%の範囲であった。変態点はSi量の増加と共に増加したが,Cr量の増加により変化しなかった。373Kと1073Kの繰返し条件下で熱疲労試験を行った。結果として,SiとCrは,含有量の増加により長い寿命を持つ傾向があった。SiとCrはMoとVより高温強度の改善に有効ではないが,耐酸化性は含有量の増加により改善されることが分かった。この試験の熱疲労試験条件において,高温強度よりも耐酸化性の改善が長い熱疲労寿命に寄与する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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変態組織,加工組織  ,  機械的性質  ,  腐食基礎理論,腐食試験 
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