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文献
J-GLOBAL ID:201802258777004633   整理番号:18A1913676

台形関数へのスペクトルフィッティングによる地震動加速度記録に基づく変位波形の推定

ESTIMATION OF GROUND DISPLACEMENT FROM SEISMIC ACCELERATION RECORD BY SPECTRAL FITTING TO TRAPEZOIDAL FUNCTION
著者 (1件):
資料名:
巻: 83  号: 751  ページ: 1229-1238(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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地震時地盤変位は,震源メカニズム,地盤特性,建物損傷などの解析に向けて有用な情報を提供する。特に,巨大な残留変位は,高層建築物や免震建物などの長周期構造物の大きな応答を引き起こす可能性がある。サーボ型センサによって記録された加速度記録は,センサの傾斜運動と低周波騒音によるベースラインの不規則性によってしばしば影響を受け,残留成分を含む変位の推定に困難さをもたらす。このような場合,以下の2ステップに従うことで変位を得る:ベースライン変化の補正と積分。第1ステップにおいて,周波数領域におけるステップ関数成分を除去することにより,加速度ベースラインの不規則性を補正する。次に,第2ステップでは,Fourierスペクトルの実部を用いた積分により変位を計算する。しかし,上記の方式では,ローカットフィルタの使用が波形の変形と残留変位の過小評価を引き起こす可能性がある。本研究では,新しい手法を使用することによって,加速度記録から地震時地盤変位を得る。新しい手法では,ローカットフィルタを用いる代わりに元のスペクトルを適切な台形関数のそれに置き換えることによって,低周波騒音を消去した。用いる台形関数のパラメータは,スペクトルフィッティングによって決定した。本手法を2016年熊本地震の加速度記録に適用して,残留成分を含めて変位を正確に推定した。特に,コーダ部分における変位波形の収束が改善された。また,本手法で得られた残留変位の分布はGNSS観測から得られたものとほぼ一致した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  ,  地震学一般 
引用文献 (15件):
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