抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:エスシタロプラムとパロキセチンによる老年性うつ病治療の臨床治療効果を比較する。方法:2015年1月から2015年12月にかけて,当院で治療した98例の老年性うつ病患者をランダムに原則によりエスシタロプラム群とパロキセチン群の各49例に分け,エスシタロプラム群はエスシタロプラム治療,パロキセチン群はパロキセチン治療を行った。ハミルトン不安評価尺度(HAMA)とうつ病評価尺度(HAMD)を用いて2群の患者の臨床治療効果を評価し、2群の患者の不良反応の発生状況を比較した。結果:エスシタロプラム群とパロキセチン群のHAMA総得点はそれぞれ(9.68±1.24)点、(9.69±1.26)点であり、t検定により、2群のHAMA総得点には有意差がなかった(P>0.05)。エスシタロプラム群とパロキセチン群のHAMD総得点はそれぞれ(12.52±2.35)点、(12.54±2.41)点であり、t検定により、2群患者のHAMD総得点には統計学的有意差がなかった(P>0.05)。エスシタロプラム群の副作用発生率は12.24%で、パロキセチン群の不良反応発生率は20.41%で、χ2検定により、エスシタロプラム群の副作用発生率はパロキセチン群より明らかに低かった(P<0.05)。結論:老年性うつ病患者の治療において、エスシタロプラムとパロキセチンの治療効果は相当であるが、エスシタロプラムの治療の安全性はより高い。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】