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J-GLOBAL ID：201802258828972615   整理番号：18A1198712

ビタミンCと免疫機能【JST・京大機械翻訳】

Vitamin C and Immune Function

著者 (2件)： Carr Anitra C. (Department of Pathology, University of Otago, Christchurch, P.O. Box 4345, Christchurch 8140, New Zealand) ,  Maggini Silvia (Bayer Consumer Care Ltd., Peter-Merian-Strasse 84, 4002 Basel, Switzerland)
資料名： Nutrients (Web)  (Nutrients (Web))
巻： 9  号： 11  ページ： 1211  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7255A  ISSN： 2072-6643  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビタミンCは,ヒトの必須微量栄養素であり,電子を供与する能力に関連する多面的機能を有する。それは,生合成および遺伝子調節酵素のファミリーに対する強力な抗酸化剤および補因子である。ビタミンCは自然および適応免疫系の種々の細胞機能を支持することにより免疫防御に寄与する。ビタミンCは病原体に対する上皮バリア機能を支持し,皮膚の酸化剤捕捉活性を促進し,それにより環境酸化ストレスに対して保護する可能性がある。ビタミンCは好中球のような食細胞に蓄積し,走化性,食作用,反応性酸素種の生成,最終的に微生物死滅を促進することができる。マクロファージによる感染部位からの使用済み好中球のアポトーシスとクリアランスにも必要であり,壊死/NETosisと潜在的組織損傷を減少させる。リンパ球におけるビタミンCの役割はあまり明らかではないが,B-およびT-細胞の分化および増殖を増強することが示されており,その遺伝子調節効果によるものと思われる。ビタミンC欠乏は免疫の障害と感染に対する高い感受性をもたらす。次に,感染は炎症と代謝要求の増強によりビタミンCレベルに有意に影響する。さらに,ビタミンCの補給は,呼吸および全身感染の両方を予防し,治療することができると思われる。感染の予防的予防には,血漿レベル(すなわち,100~200mg/日)を飽和させなければ,細胞および組織レベルを最適化するならば,少なくとも適切な食事性ビタミンC摂取が必要である。対照的に,確立された感染症の治療は,炎症反応と代謝要求の増加を補償するために,ビタミンの有意に高い(グラム)用量を必要とする。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 炎症 ,  T細胞 ,  生合成 ,  病原体 ,  酸化ストレス ,  感染症 ,  感染 ,  マクロファージ ,  微生物 ,  感受性 ,  アポトーシス ,  活性酸素 ,  *ビタミン ,  好中球 ,  ヒト

著者キーワード (9件)： アスコルビン酸 ,  アスコルビン酸 ,  免疫 ,  免疫系 ,  好中球機能 ,  微生物殺菌 ,  リンパ球 ,  感染症 ,  ビタミンC

分類 (2件)： 免疫反応一般  (ED03010T) ,  生体防御と免疫系一般  (ED01010F)

引用文献 (255件)：

• Parkin, J.; Cohen, B. An overview of the immune system. Lancet 2001, 357, 1777-1789.
• Maggini, S.; Wintergerst, E.S.; Beveridge, S.; Hornig, D.H. Selected vitamins and trace elements support immune function by strengthening epithelial barriers and cellular and humoral immune responses. Br. J. Nutr. 2007, 98, S29-S35.
• Webb, A.L.; Villamor, E. Update: Effects of antioxidant and non-antioxidant vitamin supplementation on immune function. Nutr. Rev. 2007, 65, 181.
• Burns, J.J. Missing step in man, monkey and guinea pig required for the biosynthesis of l-ascorbic acid. Nature 1957, 180, 553.
• Nishikimi, M.; Fukuyama, R.; Minoshima, S.; Shimizu, N.; Yagi, K. Cloning and chromosomal mapping of the human nonfunctional gene for l-gulono-gamma-lactone oxidase, the enzyme for l-ascorbic acid biosynthesis missing in man. J. Biol. Chem. 1994, 269, 13685-13688.

タイトルに関連する用語 (2件)： ビタミンC ,  免疫機能