文献
J-GLOBAL ID:201802258881976655   整理番号:18A0940998

新規クルクミン誘導配位子およびそれらのGa3+,Fe3+およびCu2+に対する親和性:溶液中の錯体生成および安定性に関する分光学的研究【JST・京大機械翻訳】

New curcumin-derived ligands and their affinity towards Ga3+, Fe3+ and Cu2+: spectroscopic studies on complex formation and stability in solution
著者 (7件):
資料名:
巻: 42  号: 10  ページ: 7680-7690  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
4つの置換クルクミン(CUR)由来配位子K3Tの溶液中での金属錯化能力を,CURのジケトン部分の中心原子上への-CH_2CH_2C00tBu分岐の挿入と,周辺芳香環上の可変メタ及びパラ置換基(OH,OMe,H,OCOCH_3)との関連誘導体により調べた。これらの分子は,CURのそれらに匹敵する生物学的性質を有する新しいキレート剤として作用することができるが,安定性が改善される。事実,クルクミノイドはアルツハイマー病を含むいくつかの疾患に対する新規治療薬の開発に対する新しい展望を示す。Curは神経保護特性を示し,その作用機序は内因性金属イオンFe3+とCu2+に対する錯化能に関連していた。K3T誘導体は,水溶液中でのジケトニック型の存在により,溶媒依存性ジケト-ケト互変異性を保持した。ヒト結腸癌細胞HCT116に対する類似またはより高い抗増殖活性と共に,CURと比較して,模擬生理学的条件(pH=7.4でリン酸緩衝液)において安定性が増強されることを示した。金属イオンの添加により,エノール性プロトンの解離が起こり,キレート錯体が生成し,互変異性平衡がケト-エノール種にシフトした。金属錯体の形成をNMR(Fe3+に対する反磁性プローブとしてGa3+を用いる)とUV-可視分光法により追跡し,確認した。全ての配位子はFe3+とGa3+に対して高い親和性を示し,M:L1:2種を形成した。治療応用の観点から,注目すべきは,K3T31の良好な親和性,すなわち,Cu2+に対する芳香環のパラ位置にOH基のみを有する配位子,およびDNAに結合するCu:K3T311:1錯体の能力である。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遷移金属錯体一般  ,  シクロファン,カテナン,ロタキサン,カリキサレン,ノット(三つ葉結び目)  ,  有機化合物のルミネセンス 

前のページに戻る