文献

J-GLOBAL ID：201802258891008959   整理番号：18A0343836

C.elegans移動に及ぼす溝の高さと基質剛性の影響【Powered by NICT】

The effects of groove height and substrate stiffness on C. elegans locomotion

著者 (3件)： Parida Lipika (Department of Chemical Engineering, Indian Institute of Technology, Kharagpur, West Bengal 721302, India) ,  Ghosh Udita Uday (Department of Chemical Engineering, Indian Institute of Technology, Kharagpur, West Bengal 721302, India) ,  Padmanabhan Venkat (Department of Chemical Engineering, Indian Institute of Technology, Kharagpur, West Bengal 721302, India)
資料名： Journal of Biomechanics  (Journal of Biomechanics)
巻： 55  ページ： 34-40  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0632A  ISSN： 0021-9290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 動物周辺の物理的環境は,その挙動に大きな影響を与える。線虫Caenorhabditis elegans(C.elegans)は,ソフトな表面の生物の適応性を理解するための優れた選択であることが証明されている。本研究では,基板の剛性の変化とその移動速度と効率に及ぼす虫による切開溝の効果を研究するための応答では,C.elegansの行動運動学の変調を調べた。共焦点顕微鏡を用いて種々の剛性をもつ表面上の動物により生成された溝の高さを測定した。著者らの結果は,頭部回転のC.elegans,振幅(A)を含む,波長(λ)と周波数(f)の運動学的特性を表面特性とそれらが形成された溝の高さに強く依存することを示した。クローリング中に,動物は,基質の剛性に依存して二つの異なる形状を仮定していることを観測した。剛性が増加すると,虫の体型は”W”形状,剛性基板上の,高振幅曲率によって特徴づけられる,中間値で‘W’へのより一般的な’S’形状に低振幅曲率によって特徴づけられるから徐々に変化した。効率は表面剛性と共に単調に変化することを見出しているが,前進速度は表面に最大値をもつ非単調な挙動を示し,そこでは動物は’S’形状をしている。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 動物 ,  曲率 ,  *基質 ,  線虫類 ,  共焦点顕微鏡 ,  体格 ,  切開術 ,  適応性 ,  周波数 ,  形態 ,  波長 ,  *剛性 ,  表面性状
準シソーラス用語： 移動速度 ,  Caenorhabditis , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： C.elegans ,  移動 ,  Kinematics

分類 (2件)： 運動器系の基礎医学  (GG01020B) ,  筋骨格系・皮膚モデル  (EL02040R)

タイトルに関連する用語 (2件)： 基質 ,  剛性