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J-GLOBAL ID：201802258972336209   整理番号：18A0105169

黄土高原における浅層地下水の化学的特徴とその炭素循環の意義【JST・京大機械翻訳】

The hydro-chemical characteristics of shallow groundwater in loess tableland and its implication to carbon cycle

著者 (4件)： Song Chao (中国地質科学院 水文地質環境地質研究所,石家庄 050061;中国地質大学(北京) 水資源与環境学院,北京 100083) ,  Wang Pan (中国地質科学院 水文地質環境地質研究所,石家庄,050061) ,  Han Guilin (中国地質大学(北京) 水資源与環境学院,北京,100083) ,  Shi Yingchun (中国地質科学院 水文地質環境地質研究所,石家庄,050061)
資料名： Nanshuibeidiao Yushuili Keji  (Nanshuibeidiao Yushuili Keji)
巻： 15  号： 5  ページ： 121-126  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2964A  ISSN： 1672-1683  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 本論文は,甘粛省の霊台県におけるShengdu郡における地下水における水化学組成,溶存無機炭素(DIC),溶存有機炭素(DOC),および粒子状有機炭素(POC)を分析した。そのδ13CDICとδ13CPOCの特徴及びその制御因子について検討を行い、降雨補給過程における炭酸塩風化の炭素シンク強度を評価した。その結果,地下水の水化学的タイプはHCO3-Ca・Mgであり,方解石飽和指数(SIC)は0より大きく飽和しているが,大規模沈殿の程度には達していないことが分かった。研究区域の黄土浅層地下水のDIC変化範囲は5.25~5.45 mmol/Lで、DOC含有量は0.59~0.62 mg/Lであり、地表水より明らかに低かった。しかし、POCはやや高く、これは黄土粒子状物質の混入によるものである。泉水と井戸水のδ13CDIC変化範囲は-9.19‰~-8.90‰の間にあり,その高いδ13Cは炭酸塩風化-堆積過程における反復的な炭素同位体交換と関係がある。δ13CPOCの変化範囲は-19.99‰~-18.87‰であり、黄土の有機炭素同位体の特徴とほぼ一致している。地下水におけるHCO-3,Ca2+とMg2+は主に炭酸塩の化学風化に由来する。風化反応のイオン平衡関係によると、研究地域の風化炭素吸収は2.82 mmol/L、即ち1 Lの降水がゼロフラックス面以下に浸透すると、2.82 mmolの炭素シンクが発生する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *炭素 ,  風化作用 ,  炭酸塩 ,  炭素同位体 ,  地表水 ,  化学組成 ,  *地下水 ,  有機炭素 ,  水化学 ,  *浅層水 ,  二酸化炭素固定化 ,  降雨 ,  方解石 ,  *炭素循環
準シソーラス用語： 炭素安定同位体比 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： loess ,  groundwater ,  spring water ,  hydro-chemistry ,  inorganic carbon ,  carbon cycle

分類 (3件)： 水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A) ,  湖沼学,河川学  (DC07050J) ,  同位体地質学  (DD01042T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 黄土高原 ,  浅層地下水 ,  化学的特徴 ,  炭素循環