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J-GLOBAL ID:201802258979630682   整理番号:18A1668991

低温焼成軟質炭素におけるNa化学拡散係数としてのNa挿入/抽出反応速度の推定

Estimation of the Na Insertion/Extraction Reaction Rate as the Na Chemical Diffusion Coefficient in Low-Temperature-Fired Soft Carbon
著者 (7件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 116-121(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U1358A  ISSN: 2186-2451  CODEN: EECTFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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SIBの開発はLIBの代替として注目されている。低温焼成ソフトカーボン(LFSC)はSIBに有用な負極材料としての研究のターゲットである。著者らは,LIBに関する以前の報告と同じアプローチおよびサンプルを用いてNa化学拡散係数Dchemを推定した。このアプローチは電位ステップクロノアンペロメトリー(PSCA)法であり,試料は4つの異なる低温(600,700,800及び950°C)で焼成したメソ相ピッチ系炭素繊維であった。単一LFSC繊維電極を用いたPSCA測定を,乾燥Arを満たしたグローブボックス中,室温で1M NaClO4を含むプロピレンカーボネート(PC)の電解質中で行った。4つの元のLFSCで得られた最大Dchem値は約10-9cm2/secであった。Dchem値はLFSCの焼成温度だけでなくLFSC表面の性質にも依存した。有効な表面処理は炭素表面上のNa挿入/抽出反応速度を促進した。表面処理後に得られた最大のNa Dchem値は10-8 cm2/secであった。このNa Dchem値は,以前の報告によるLi Dchem値(10-7.5 cm2/sec)に近く,SIBの実用化の可能性を示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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二次電池  ,  電解装置  ,  炭素とその化合物 
物質索引 (1件):
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引用文献 (20件):
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