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J-GLOBAL ID:201802259074622581   整理番号:18A0570911

小分子CM01の生物学的効果と変形性関節症の疾患修飾性活性【Powered by NICT】

Biological effects and osteoarthritic disease-modifying activity of small molecule CM-01
著者 (5件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 309-317  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2653A  ISSN: 0736-0266  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ホスホくえん酸は軟骨変性を阻害する,しかし,経口疾患修飾性薬としてホスホくえん酸の見通しが制限される可能性がある。本研究の目的は,ホスホくえん酸「アナログ」CM01(カロライナ分子01)の生物学的効果と疾患修飾活性を調べ,CM01は変形性関節症治療のための疾患修飾薬であるという仮説を試験することであった。マトリックスメタロプロテイナーゼ-1のカルシウム結晶誘発性発現と軟骨細胞によるプロテオグリカンのインターロイキン-1ベータ,細胞性石灰化と生産上のCM01の影響を細胞培養で検討した。疾患修飾活性は外傷後変形性関節症のHartleyモルモットモデルを用いて検討した。未処理およびCM01処理したモルモットにおける軟骨変性は墨汁とサフラニンOファストグリーンを用いて調べた。マトリックスメタロプロテイナーゼ-13,ADAMメタロペプチダーゼトロンボスポンジン1型モチーフ5ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド5,及びシクロオキシゲナーゼ2のレベルは免疫染色で調べた。CM01はマトリックスメタロプロテイナーゼ-1およびインターロイキン-1βの結晶発現を阻害し,細胞媒介性石灰化を減少させ,軟骨細胞によるプロテオグリカンの産生を刺激した。H artleyモルモットでは,CM01は,関節表面の損傷を減少させただけでなく,石灰化ゾーン軟骨の再吸収を低下させた。軟骨変性の減少はマトリックスメタロプロテイナーゼ-13のレベル低下,ADAMメタロペプチダーゼトロンボスポンジン1型モチーフ5ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド5とシクロオキシゲナーゼ2を伴っていた。これらの知見は,CM01はヒトOA治療のための経口薬として試験する有望な候補であることを確認した。CM01はマトリックス分解酵素の産生と骨の軟骨内経路に似た分子プログラムを阻害することにより,部分的に,変形性関節症への疾患修飾性活性を発揮した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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運動器系の基礎医学  ,  骨格系 
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