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J-GLOBAL ID：201802259086207918   整理番号：18A0401626

生活または環境汚染物質に対するラット卵丘細胞と卵巣複合体の短期暴露後の卵丘細胞の保護的役割【Powered by NICT】

A protective role of cumulus cells after short-term exposure of rat cumulus cell-oocyte complexes to lifestyle or environmental contaminants

著者 (3件)： Campen Kelly A. (School of Biological Sciences, Victoria University of Wellington, PO Box 600, Wellington 6140, New Zealand) ,  McNatty Kenneth P. (School of Biological Sciences, Victoria University of Wellington, PO Box 600, Wellington 6140, New Zealand) ,  Pitman Janet L. (School of Biological Sciences, Victoria University of Wellington, PO Box 600, Wellington 6140, New Zealand)
資料名： Reproductive Toxicology  (Reproductive Toxicology)
巻： 69  ページ： 19-33  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0758A  ISSN： 0890-6238  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 卵巣卵胞液は卵母細胞の質に悪影響を与える可能性があることを外因性化合物の潜在的貯留層を提供する。本研究では,ラット卵丘-卵母細胞複合体(COCs),すなわちビスフェノールA(BPA),カフェイン,3,4 メチレンジオキシメタンフェタミン(MDMA),ギャップ結合遺伝子(Gja1,Gja4)と蛋白質(GJA1)に対するニコチンとΔ~9-テトラヒドロカンナビノール(THC),グルコース代謝遺伝子(Gfpt1,Pfkp)および卵母細胞成長因子遺伝子(Bmp15,Gdf9)だけでなく,ギャップ結合伝達率,一般的なライフスタイルおよび環境汚染物質の影響を調べた。in vitro MDMAとTHCへの曝露は減数分裂再開のタイミングを加速し,全ての汚染物質はギャップ結合遺伝子発現(BPA,カフェイン,MDMAとTHC)または移動速度(BPAとニコチン)のいずれかを変化させた。in vitro MDMAにCOCsの曝露はグルコース代謝遺伝子を変化させた。全体として,卵母細胞由来遺伝子は,汚染物質への曝露後の影響をほとんど受けなかった。要約すると,卵母細胞機能に及ぼすライフスタイルおよび環境汚染物質への短期暴露の影響は卵丘細胞の防護効果を減少する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ギャップ結合 ,  遺伝子 ,  *卵巣 ,  *汚染物質 ,  タンパク質 ,  *複合体 ,  遺伝子発現 ,  卵母細胞 ,  保護作用 ,  ライフスタイル ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第二アミン ,  窒素複素環化合物 ,  薬物 ,  タバコアルカロイド ,  ラクタム ,  中枢興奮薬 ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： *卵丘細胞 ,  *環境汚染物質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 卵母細胞 ,  卵丘細胞 ,  ギャップ結合 ,  卵母細胞成長因子 ,  グルコース代謝 ,  環境汚染物質 ,  ライフスタイル要因

分類 (1件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J)

物質索引 (3件)： MDMA ,  ニコチン ,  カフェイン

タイトルに関連する用語 (9件)： 生活 ,  環境汚染物質 ,  ラット ,  卵丘細胞 ,  卵巣 ,  複合体 ,  短期 ,  暴露 ,  役割