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J-GLOBAL ID:201802259116134733   整理番号:18A1114289

定量的血漿プロテオミクスによる急性脳内出血に対する新規バイオマーカーと治療標的候補の同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of novel biomarker and therapeutic target candidates for acute intracerebral hemorrhage by quantitative plasma proteomics
著者 (8件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 14  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7379A  ISSN: 1559-0275  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:急性脳内出血の系統的な機序は,まだ不明で,検証されていないが,多くの最近の研究は,二次発作を示している。この研究は,病理学的機構を明らかにし,血漿プロテオームにより新しいバイオマーカーと治療標的候補を同定することを目的とした。【方法】健常対照者(n=4)を人口統計学的にマッチさせたAICH(n=8)患者を前向きに登録し,それらの血漿サンプルを得た。TMT-LC-MS/MSに基づくプロテオミクス法を用いて,血漿試料を横切る示差プロテオームを定量化し,結果を正確な経路分析により分析し,正準経路とアップロードデータに含まれる関係を調べた。【結果】健常対照者と比較して,ICH群(P<0.05)において31の差次的に発現した蛋白質があり,そのうち21の蛋白質は増加したが,10の蛋白質は豊富に減少した。これらの蛋白質は21の標準経路に関与している。高い信頼度レベルを有する1つのネットワークを,機能ネットワーク分析によって選択し,その中で,23の蛋白質,P38MAPKおよびNFκBシグナル伝達経路が関与した。上流調節因子分析は,活性化z-スコアを有するIL6とTNFの2つの調節因子を見出した。APCs,FGB,LBP,MGMT,IGFBP2,LYZ,およびApoA4の7つのバイオマーカー候補を見出した。6つの候補蛋白質を選択し,その後のウエスタンブロット分析により結果の妥当性を評価した。【結論】著者らの分析は,LXR/RXR活性化,急性期反応シグナル伝達,およびマクロファージ経路におけるNOおよびROSの産生のような,ICHに関与するいくつかの興味深い経路を提供した。3つの上流調節因子:IL-6,TNF,LPSおよび7つのバイオマーカー候補:APC,ApoA4,FGB,IGFBP2,LBP,LYZおよびMGMTを明らかにした。LPS,ApoA4,IGFBP2,LBP,LYZ,およびMGMTは,ICH発生における新しい潜在的バイオマーカーである。同定された蛋白質と経路は,ICHの基礎となる潜在的な病理学的機構と治療標的に対する新しい展望を提供する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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生化学的分析法  ,  消化器の腫よう  ,  生物学的機能  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
引用文献 (38件):
  • Eur J Intern Med; Severity of acute intracerebral haemorrhage, elderly age and atrial fibrillation: independent predictors of poor outcome at three months; C D’Amore, M Paciaroni, G Silvestrelli, G Agnelli, P Santucci, A Lanari; 24; 2013; 310-313; 10.1016/j.ejim.2012.12.007; CR1;
  • Eur J Neurol; Incidence, risk factors, etiology, severity and short-term outcome of non-traumatic intracerebral hemorrhage in young adults; RJ Koivunen, J Satopaa, A Meretoja, D Strbian, E Haapaniemi, M Niemela; 22; 2015; 123-132; 10.1111/ene.12543; CR2;
  • Electrophoresis; Application of proteomics to cerebrovascular disease; M Ning, M Lopez, J Cao, FS Buonanno, EH Lo; 33; 2012; 3582-3597; 10.1002/elps.201200481; CR3;
  • Cerebrovasc Dis; European research priorities for intracerebral haemorrhage; T Steiner, J Petersson, SR Al-Shahi, H Christensen, C Cordonnier, L Csiba; 32; 2011; 409-419; 10.1159/000330653; CR4;
  • J Cereb Blood Flow Metab; Brain genomics of intracerebral hemorrhage; A Lu, Y Tang, R Ran, TL Ardizzone, KR Wagner, FR Sharp; 26; 2006; 230-252; 10.1038/sj.jcbfm.9600183; CR5;
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