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J-GLOBAL ID：201802259127223536   整理番号：18A0278023

島構造化集団における累積的な文化の進化の包括適応度分析【Powered by NICT】

Inclusive fitness analysis of cumulative cultural evolution in an island-structured population

著者 (4件)： Ohtsuki Hisashi (Department of Evolutionary Studies of Biosystems, School of Advanced Sciences, SOKENDAI (The Graduate University for Advanced Studies), Shonan Village, Hayama, Kanagawa 240-0193, Japan) ,  Wakano Joe Yuichiro (School of Interdisciplinary Mathematical Sciences, Meiji University, Nakano, Tokyo 164-8525, Japan) ,  Kobayashi Yutaka (Research Center for Future Design, Kochi University of Technology, Kochi 782-8502, Japan) ,  Kobayashi Yutaka (School of Economics and Management, Kochi University of Technology, Kochi 782-8502, Japan)
資料名： Theoretical Population Biology  (Theoretical Population Biology)
巻： 115  ページ： 13-23  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1642A  ISSN： 0040-5809  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地球上のヒトの成功は我々の文化卓越により支持された。培養は累積的であり,それは世代から世代へ改善されることを意味した。以前の研究は,学習の二モード,個々の学習と社会的学習は,培養の蓄積において重要な役割を果たしていることを明らかにした。しかし,学習と生殖の間のトレードオフの下で,学習への投資は熟練者の知識をコピーと利己的生殖における一層の努力を投資者により容易に活用した。はこのような破壊を防止するために,培養の垂直感染(すなわち親子孫への伝達)の速度が1に非現実的に近くなければならないことが示された。個体群が空間的に構造化された場合,を調べた。特に,空間構造は内因的に生じる高い家族による高累積的な文化を促進すべきであると仮定した。Wrightの島モデルを採用し,局所島内で起こる文化伝達と仮定した。包括適応度分析は,行為者の直接適応度,電流発生における近縁種を介した間接的適応度,および将来の世代における近縁種を介した間接的適合性の組合せ効果を明らかにした。間接便益の大きさは遺伝的関連性の世代間係数によって測定した。著者らの結果は,空間構造の導入は集団における培養の定常レベルを上昇させるが,空間局在化は極端ななければ良く混合された集団と比較したその改善の程度はわずかであることを示唆した。全体として,著者らのモデルは,現代人の高累積的な文化を説明するための代替機構が必要となることを意味している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生殖 ,  個体群 ,  熟練労働者 ,  投資 ,  *構造形成 ,  培養 ,  立体構造 ,  ヒト ,  適応性 ,  学習 ,  *島状構造
準シソーラス用語： 遺伝的関連性 ,  近縁種 ,  島モデル ,  *適応度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 累積培養 ,  学習 ,  トレードオフ ,  包括適応度 ,  ESS ,  空間構造

分類 (2件)： 進化論一般  (EC03010Q) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (6件)： 島構造 ,  集団 ,  累積 ,  文化 ,  進化 ,  分析