文献

J-GLOBAL ID：201802259200583393   整理番号：18A0228399

溶媒バーミクロ抽出(Solvent bar microextraction)とHPLC-UVの組合わせを用いた尿試料中のメチルフェニデートの抽出,予備濃縮,および定量:実験デザインによる最適化

Extraction, preconcentration, and determination of methylphenidate in urine sample using solvent bar microextraction in combination with HPLC-UV: Optimization by experimental design

著者 (3件)： MADDADI Shamayel (Islamic Azad Univ., Tehran, IRN) ,  QOMI Mahnaz (Islamic Azad Univ., Tehran, IRN) ,  RAJABI Mehdi (Islamic Azad Univ., Tehran, IRN)
資料名： Journal of Liquid Chromatography & Related Technologies  (Journal of Liquid Chromatography & Related Technologies)
巻： 40  号： 13-16  ページ： 806-812  発行年： 2017年11月 
JST資料番号： E0253B  ISSN： 1082-6076  CODEN： JLCTFC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メチルフェニデートは,ADHD等の治療に用いられている薬剤であるが,副作用を示すため,その体内における濃度を調べる技術が必要である。本研究では,液相ミクロ抽出の改良法である溶媒バーミクロ抽出(Solvent bar microextraction)により試料から分析物を抽出(予備濃縮)し,抽出物を,UV検出器を備えた高速液体クロマトグラフィーで検出する方法を開発した。ここで,予備濃縮において用いる油剤,pH,撹拌速度,抽出時間等を,応答曲面法を用いて最適化した。その結果,15ng/mLの検出限界によりメチルフェニデートを検出することが可能となった。メチルフェニデートの尿への添加試料を用いた分析も行い,方法の有効性を確認した。

シソーラス用語： 精神障害 ,  ナルコレプシー ,  副作用 ,  *液液抽出 ,  予備濃縮 ,  *高速液体クロマトグラフィー ,  電気化学検出器 ,  抽剤 ,  pH【水素イオン指数】 ,  撹拌速度 ,  時間 ,  応答曲面法 ,  最適化 ,  濃度 ,  定量分析 ,  *中枢興奮薬 ,  実験計画法 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族化合物 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： ADHD ,  *液相ミクロ抽出 ,  高速液体クロマトグラフィー-電気化学検出法 ,  抽出時間 ,  尿中濃度 ,  最適実験設計

分類 (2件)： 薬物の分析  (GV01040Q) ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04034H)

物質索引 (2件)： メチルフェニデート ,  リタリン

タイトルに関連する用語 (11件)： 溶媒 ,  HPLC-UV ,  組合わせ ,  尿 ,  試料 ,  メチルフェニデート ,  予備濃縮 ,  定量 ,  実験 ,  デザイン ,  最適化