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J-GLOBAL ID:201802259211777412   整理番号:18A1329319

作業道作設を伴った流域面積の17%で実施された列状間伐中の懸濁物質の流出

Discharge of Suspended Sediments During Line Thinning Across 17 % of a Forested Watershed and Relate Construction of Spur Roads
著者 (4件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 270-279  発行年: 2018年07月05日 
JST資料番号: L2597A  ISSN: 0915-1389  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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茨城内のスギ人工林・落葉樹林から成る森林で,流域の北東部の17%の面積を対象に本数で35%の間伐率の列状間伐が実施され,5つの谷沿いに作業道が作設された。そこで,列状間伐が間伐中の懸濁物質(SS)の流出に及ぼす影響について検討した。SS濃度はガラス繊維フィルター(0.5μm)により測定された。間伐前(2010年6月~2012年8月)と間伐中(2012年9~11月)でSS濃度を比較した。出水時のSS濃度は同じ流量で比べると,間伐前より間伐中のほうが高かった。間伐前および間伐中のそれぞれの累加比流量と累加比SS流出量との関係式を,間伐中(2012年9~11月)の流量に当てはめてSS流出量を求めると,間伐前および間伐中の9~11月のSS流出量はそれぞれ0.8kg ha-1,1.9kg ha-1であった。間伐中のSS流出量は間伐前の2.4倍と推定された。以上より,今回の列状間伐により間伐中のSS濃度は上昇した。SS流出量も増加した可能性が高かった。SS流出に及ぼす影響が緩和されている状況(面積の17%を対象とする間伐)であっても,間伐中のSS流出に影響することが明らかになった。(著者抄録)
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河川汚濁 
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