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J-GLOBAL ID:201802259232382782   整理番号:18A1414161

ナシ栽培における早期成園化技術導入効果の推計と改植計画-福島県におけるジョイント型樹形の導入-

著者 (1件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 57-62  発行年: 2018年07月25日 
JST資料番号: L4236A  ISSN: 0388-8541  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・果樹栽培では,老木化の進行や病害木等の増加によって単収・品質の低下が進めば,改植を行う必要性が増す。
・本稿では,原発事故により今でも風評被害が見られる福島県福島市でナシ栽培を行っているF経営体を素材にして,ジョイント型樹形による早期成園化技術を導入した場合の経営効果を,モデル分析等によって試算するとともに,ジョイント型樹形による改植実施面の決定方法について検討した。
・F農園の営農概要。
・ジョイント型樹形技術の特徴(ジョイント型樹形とは,約3mに仕立てた苗木を,1.5m間隔に一直線上に植え付け,苗木を曲げてその先端を隣接する苗木の中間部分に接木技術により順次連結させたもので,早期成園化と栽培管理作業の短縮化を実現する技術である)。
・改植に向けた投資計画(樹形別植え付け初年度10a当たり費用,幸水におけるジョイント型樹形と慣行樹形の10a当たり収支の推計)。
・ジョイント型樹形の導入効果の推計(長期的観点からジョイント型樹形は所得の増加とナシ面積の拡大が期待できる,改植の実施では改植園地からの収入を必要としないことと改植のための投下資金を自己資金または借入金により調達できることが必要)。
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分類 (2件):
分類
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果樹  ,  農業経済,農業経営 
引用文献 (2件):
  • 亀谷昰(1975):『農業投資の経済理論』,農林統計協会,pp.141-172.
  • 柴田健一郎(2011):「樹体ジョイント栽培法」,『農業技術体系:果樹編』,第3巻(技+306の33の1の2),農村漁村文化協会.

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