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J-GLOBAL ID:201802259241971735   整理番号:18A0318149

北海道における未報告のアジアダスト(黄砂)現象:2016年3月7日の一例研究

An Unreported Asian Dust (Kosa) Event in Hokkaido, Japan: A Case Study of 7 March 2016
著者 (15件):
資料名:
巻: 13  ページ: 96-101(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0028A  ISSN: 1349-6476  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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健康リスクに関して公衆に警告するために,粒子状物質のモニタリングが不可欠である。Terra/MODIS実カラー画像は,2016年3月7日に北海道上で黄色バンドを明確に捉えた。北海道の札幌と滝川の地上観測及びNASAのMERRA-2再解析データを使って,この現象がアジアダスト(黄砂)輸送であるか否かを検討した。増加した粒子の個数濃度(PNCs:0.5μm)の時期を午後初期の札幌と滝川における低価格エアロゾルセンサによって明確に測定した。この粒度範囲に対して,このエアロゾルセンサーによるPNCは,1時間平均データに対して,他の市販計測器と良好に一致した。滝川のライダデータと札幌のNASA/AERONETも,増加したダスト粒子(即ち,非球状および粗大粒子の卓越)を意味し,PNC増加がダスト輸送によることを支持した。札幌の毎時PM2.5データは,正午から午後初期にかけてよりも,夕方に大幅に増加した。この現象は,午後早々に始まった北海道におけるアジアダスト(黄砂)現象であると判断されたが,目視観測に基く気象庁(JMA)からは報告されなかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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放射,大気光学 
引用文献 (32件):

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