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J-GLOBAL ID:201802259289924796   整理番号:18A1472708

Atlantisモデリングフレームワークを用いた南部ベンゲラ湧昇系における気候変動の影響評価

Evaluating the effects of climate change in the southern Benguela upwelling system using the Atlantis modelling framework
著者 (6件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 489-503  発行年: 2018年09月 
JST資料番号: W1562A  ISSN: 1054-6006  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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海洋は気候変動を含む複数の人為的なストレス因子により影響され,その影響は多くの海洋生態系において既に明らかになっている。NEMO-MEDUSA 2.0モデルからの気候予測と共に,ABACuS v2 end-to-endモデルを用いて,南部ベンゲラ湧昇系に及ぼす漁業,温暖化および水平および鉛直混合の影響を評価した。本研究で調べた因子の中で,温暖化が主に負の影響により種の現存量に最大の影響を与えた。温暖化の影響の大きさはRCP 2.6から8.5の排出シナリオで増大した。漁業は底魚類や大型浮魚類に負の影響を及ぼし,捕食圧の減少により餌魚の現存量の増加をもたらした。水の混合は動物プランクトンの現存量と魚類に及ぼす間接的な影響が小さいことが分かった。漁業と温暖化の複合影響に対する種や種群の応答は,付加的,相乗的および拮抗的な応答としておおよそ均等に区分された。本モデル結果の解釈から,南部ベンゲラ系は地域漁業に重要ないくつかの種の個体数のかなりの変化を生じるなど,気候変動によって影響される可能性があることを示唆する。漁業に対する将来計画では,このことを考慮する必要があり,重要な種や生態系全体の回復力を維持するために管理努力を要する。南部ベンゲラに関する以前の研究と一致して,本結果は,管理と計画において気候変動と漁業の間接的および複合的な影響を考慮することの重要性を強調する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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水産生物学一般  ,  漁労一般  ,  生態系  ,  気候学,気候変動 
タイトルに関連する用語 (5件):
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