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J-GLOBAL ID：201802259297704526   整理番号：18A1493665

廃棄プリント基板からの金の抽出

Extracting Gold from Obsolete Printed Circuit Boards

著者 (4件)： DODBIBA Gjergj (The University of Tokyo) ,  YABUI Kouji (The University of Tokyo) ,  PONOU Josiane (The University of Tokyo) ,  FUJITA Toyohisa (The University of Tokyo)
資料名： 環境資源工学  (Resources Processing)
巻： 65  号： 1  ページ： 3-6(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0195A  ISSN： 1348-6012  CODEN： KSKABH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本は貴金属の主要な消費者である。それにもかかわらず,日本はその必要な貴金属量の大部分を輸入している。貴金属の安定供給を確実にし,増大する世界的な需要に対処するために,e-廃棄物として知られている電子廃棄物から貴金属を回収出来,費用効果があり,かつ,環境に優しい技術を開発することが重要である。プリント基板(PCB)から金(Au)を回収するための従来の方法は一般的に言うと,スクラップの焼却とそれに続く酸浸出工程を含んでいる。Au抽出プロセスを改良する試みとして,著者らは新しい方法を提唱した。試料は,最初にN₂雰囲気中で炭化され,続いて酸浸出を受ける試料の量を減少させ,酸の消費量を減少させるために浮遊選鉱を行う。浮遊選鉱により回収された試料を,Auを溶解するために王水で処理した。炭化温度の影響を調べた後に,従来法と提案法の両方の効率を比較するために,費用対効果分析とライフサイクルアセスメント(LCA)を実施した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *金 ,  *プリント基板 ,  *固液抽出 ,  炭化 ,  ライフサイクルアセスメント ,  原価分析 ,  貴金属 ,  塩酸 ,  硝酸 ,  浸出 ,  固形廃棄物 ,  経済効果 ,  酸 ,  フロス浮選 ,  電子部品 ,  王水 ,  酸浸出 ,  電気電子機器廃棄物 ,  費用対効果 ,  評価

著者キーワード (5件)： 金 ,  抽出 ,  炭化 ,  浮選 ,  プロセス評価

分類 (1件)： 資源回収利用  (SC05060V)

引用文献 (2件)：

• 1. M.A. Curran: Environmental Life-Cycle Assessment. New York: McGraw-Hill, 1996.
• 2. U.S. Environmental Protection Agency (USEPA). Office of Research and Development: Life Cycle Assessment: Inventory Guidelines and Principles. EPA/600/R-92/245, 1993.

タイトルに関連する用語 (2件)： 廃棄プリント基板 ,  金