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J-GLOBAL ID:201802259361393964   整理番号:18A0713301

中国北部平原における長期コムギ-トウモロコシ作付のための耕うんと残渣管理:I.作物収量と統合土壌肥沃度指数【JST・京大機械翻訳】

Tillage and residue management for long-term wheat-maize cropping in the North China Plain: I. Crop yield and integrated soil fertility index
著者 (8件):
資料名:
巻: 221  ページ: 157-165  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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保全耕うんは,土壌の質を改善し,農業の持続可能性を維持することにおいて,その役割に対する認識を増加させている。これは,中国北部平野における圃場試験に基づく残留物の有無にかかわらず,減少/不耕起の影響を記述する一連の論文における最初である。実験は,砂質ローム土壌に関して2006年に確立して,1年につき冬コムギ-夏トウモロコシ輪作システムを含んだ。本研究の目的は,最小データセットと統合指標によって定量化された作物収量と土壌肥沃度に及ぼす異なる保全耕うんシステムの影響を調査することであった。2011年以来土壌サンプルを収集し,土壌有機物(SOM),全窒素(TN),アルカリ加水分解性窒素(AN),全リン(TP),利用可能リン(AP),全カリウム(TK),および利用可能カリウム(AK)を2016年にわたって分別した。連続耕うんと比較して,残留物にかかわらず,減少/不耕起は,0~10cm深さにおけるマクロ団粒量と土壌栄養分を有意に増加させた。一方,残留物除去に対する残留物復帰のための0~10と10~20cm深さでは,TKから離れたこれらの土壌属性の更なる改善が観察された。土壌養分の蓄積は,土壌マクロ凝集と密接に関連していた。経路解析は,TNがコムギとトウモロコシの収量を直接決定するための最も重要な土壌属性であることを明らかにしたが,TKに対する他の土壌属性は主に収量への間接的寄与を行った。因子分析を通して8つの土壌属性を用いて抽出した最初の2つの因子を最小データセットのための統合指標として選択し,それらの統合スコアを計算して土壌肥沃度を定量化した。減少/不耕起は0~20cm深さで土壌肥沃度を改善しなかった。結果として,すべての年にわたるコムギ収量の平均6.9%減少が無耕うん下で観察され,一方,減少耕うんは周期的減少耕うんイベントにおいて最初の2年間で収量を増加させた。すべての年と残渣管理を通して平均した3つの耕うんレジームの間で,平均トウモロコシ収量の有意差は観察されなかった。コムギとトウモロコシの収量は土壌肥沃度に対する統合スコアと有意に相関し,コムギとトウモロコシの穀粒収量の有意な増加が残留収益に対して観察された。与えられた残渣管理慣行内のコムギとトウモロコシの穀物収量は,団粒と土壌栄養分に及ぼす耕うんの影響にかかわらず,連続耕うんよりも減少/不耕起に対して有意に高くないと結論できる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農業廃棄物の利用  ,  栽培的防除  ,  施肥法・肥効 

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