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J-GLOBAL ID:201802259368892180   整理番号:18A1912464

アゾ染料に由来する2種の特定芳香族アミンの分析における回収率の検討

Study of the Principal Factors Associated with Recovery Rate of 2 Kinds of Certain Aromatic Amines Derived from Azo Colorants in Textile Products
著者 (4件):
資料名:
号:ページ: 85-92 (WEB ONLY)  発行年: 2018年02月 
JST資料番号: U0533B  ISSN: 2758-4593  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律」の改正により平成28年4月1日から「特定芳香族アミンを容易に生成するアゾ染料」の家庭用繊維製品等への使用が禁止された。24種の特定芳香族アミン(CAAs)とその分解生成物質であるアニリン,1,4-フェニレンジアミンを含む26物質が測定対象物質とされ,分析は政令で定める方法を用いて行うこととされたが,平成28年2月22日付化学物質安全対策室長通知により試験実施に先立ち,JIS L1940を参考に所定の回収率が確保されていることを確認することが求められた。JIS L1940-1:2014に基づき23種のCAAs回収率を求めたところ,2,4-ジアミノトルエン(2,4-DAT)及び2,4-ジアミノアニソール(2,4-DAA)はJIS法で示される目標値よりも顕著に低かった。そこで,これら2物質の目標回収率達成を目的とし,回収率に寄与する要因について検討した。その結果,エバポレーターによる濃縮工程の寄与率が最も大きく,溶媒回収装置条件を最適化することで両化合物の回収率が改善された。また,調製試験液と標準品に使用する溶媒の組成比を一定にすることで定量値の精度が改善し,2,4-DAT及び2,4-DAAの目標回収率である50%及び20%を満足することが可能となった。(著者抄録)
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染色からみた染料 
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