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J-GLOBAL ID:201802259393413962   整理番号:18A1023521

生きた酵母細胞のプラズマおよび液胞膜におけるホスファチジルイノシトール4-リン酸のナノスケールドメイン形成【JST・京大機械翻訳】

Nanoscale domain formation of phosphatidylinositol 4-phosphate in the plasma and vacuolar membranes of living yeast cells
著者 (8件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 269-278  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0951A  ISSN: 0171-9335  CODEN: EJCBDN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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出芽酵母Saccharomyces cerevisiaeにおいて,PtdIns(4)Pはゴルジ複合体,エンドソーム系及び細胞膜における必須シグナル伝達分子として働き,PtdIns(4)P結合蛋白質との直接相互作用を介して複数の細胞機能の制御に関与する。酵母細胞におけるPtdIns(4)Pの分布をナノスケールレベルで分析するために,酵母膜の凍結-破壊レプリカ上のPtdIns(4)Pを特異的に標識する電子顕微鏡法を用いた。この方法は,膜中の分子が物理的にその場固定化されるので,人工摂動の可能性を最小化する。PtdIns(4)Pは細胞質小葉に局在しているが,原形質膜,ゴルジ体,液胞,小胞構造膜の細胞質小葉には局在していないことを観察した。PtdIns(4)P標識は小胞体の膜では観察されず,核エンベロープまたはミトコンドリアの外膜および内膜では観察されなかった。PtdIns(4)Pは,免疫金標識の点パターン分析により,細胞膜および液胞膜において直径<100nmのクラスターを形成する。形質膜の細胞質小葉には3種類の区画がある。本研究では,PtdIns(4)Pが平坦な未分化細胞膜コンパートメントに特異的に局在することを示した。液胞膜において,PtdIns(4)Pは膜内粒子(IMP)欠損ラフト様ドメインに濃縮され,それは脂質滴に強固に結合したが,固定相における幾何学的IMP分布パターンにおけるIMPに富む非ラフトドメインを囲まなかった。これは,各膜におけるPtdIns(4)Pの機能性を明らかにする,ナノスケールレベルでの出芽酵母細胞の原形質膜および液胞膜におけるPtdIns(4)Pのミクロドメイン形成を示す最初の報告である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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細胞生理一般 
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