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J-GLOBAL ID:201802259422452499   整理番号:18A0482673

熱力学的評価を用いた蛋白質の安定化に及ぼす炭水化物による優先的排除機構【Powered by NICT】

Preferential exclusion mechanism by carbohydrates on protein stabilization using thermodynamic evaluation
著者 (3件):
資料名:
巻: 109  ページ: 311-322  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0898A  ISSN: 0141-8130  CODEN: IJBMDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炭水化物は生物薬剤製剤のための添加剤として広く使用されているが,それらが安定性と蛋白質安定性に及ぼすそれらの適用性を与える機構はまだ未発見。ここでは,これらの機構を解明するために,等温滴定熱量測定及びミクロ示差走査熱量測定を用いた熱力学的変化を研究することにより,目的とした。さらに,すなわち円偏光二色性,動的光散乱及びサイズ排除クロマトグラフィー,従来の生物物理学的分析を用いて蛋白質安定性に対する炭水化物の有益な効果を調べた。四代表的な炭水化物(蔗糖,フルクトース,マンニトール,及びトレハロース)は,エタネルセプト,融合蛋白質の三種の濃度で評価した。,スクロース及びトレハロースは発熱エンタルピーを増加させた異なる濃度と共に蛋白質と共に混合した。結果は,加速貯蔵後のサイズ排除クロマトグラフィーの結果と一致した。それにもかかわらず,蛋白質と炭水化物の間の非共有結合特異的相互作用は検出されなかった。しかし,発熱エンタルピーの有意な増加は,炭水化物に起因して観察され,エタネルセプト部分周辺の水分子の優先的排除を示した。このエネルギーはスクロースとトレハロース(すなわち,250mM)の最高濃度で最大であった。このように,これらの炭水化物は一貫してエタネルセプトの凝集と立体配座安定性に有益な効果を示した。このような所見に基づいて,炭水化物の安定化機構を提案した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 

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