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J-GLOBAL ID:201802259442641176   整理番号:18A0276066

中部沖縄トラフ,東シナ海における熱水性緑泥石と硬石膏に富む堆積物の起源【Powered by NICT】

The origin of hydrothermal chlorite- and anhydrite-rich sediments in the middle Okinawa Trough, East China Sea
著者 (8件):
資料名:
巻: 465  ページ: 35-51  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0081A  ISSN: 0009-2541  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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統合国際深海掘削計画(IODP)探検331~年に,五か所は,厚い陸源堆積物によって特徴づけられる沖縄トラフ(OT)-背弧海盆における伊平屋北部海丘熱水システムの中に掘削された。Shaoら(2015)による以前の研究に続き,著者らは熱水堆積物の起源を明らかにし,熱水システムを特性化するための新しい鉱物学的,地球化学的,及びSr-Nd同位体データを報告する。伊平屋北部海丘で基板は軽石質堆積物と他の火山砕屑物半遠洋性(陸源と生物)堆積物に挟まれたにより支配される。不浸透性層は,変質材料の種々の群集により特性化される深さによる熱水堆積物を分離する異なるユニットに,多金属硫化物,硫酸塩,緑泥石およびカオリナイトに富む堆積物を含む。希土類元素(REE)とNd同位体データは,緑泥石およびカオリナイトに富む層は,主に種々の化学的および物理的条件における軽石質材料の変化から生じたことを示唆した。カオリナイト堆積物は低pHと低Mg濃度流体を反映しているようであり,一方,緑泥石堆積物は高いpHと増加したMg含有量を持つ流体から形成され,より高い温度ではそうである。地下硬石膏のSr同位体組成は,中OT熱水地帯における高い海水/熱水流体比を反映している。他の堆積物に覆われたまたは珪長質の母岩の熱水系からの緑泥石堆積物と比較して,中OTにおける緑泥石堆積物はAlとFeの低濃度がはるかに高いY,Zr,Hf,ThおよびREEで特徴づけられ,この領域における前駆体岩石の異なる性質を示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
岩石圏の地球化学一般  ,  同位体地質学 

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