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J-GLOBAL ID:201802259639127663   整理番号:18A0854716

乳癌細胞における葉酸受容体を標的とするS蛋白質の機能的ナノ構造に基づくバイオインスパイアード検出センサ【JST・京大機械翻訳】

Bioinspired detection sensor based on functional nanostructures of S-proteins to target the folate receptors in breast cancer cells
著者 (8件):
資料名:
巻: 267  ページ: 224-230  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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バイオセンサの開発には,センシング特異性を高めるための良く組織化されたテンプレートが必要である。秩序構造に自己集合する能力を持つ生物学的分子は,ナノ構造とナノデバイスを構築するために利用できる。これに関して,細菌表面層蛋白質(SbpA)は,ナノメートルスケールで分子を結合するための基礎となるマトリックスとして使用されてきた。本研究は,葉酸修飾SbpAで官能化された金基質が,従来のセンサより優れた有効性を有する乳癌細胞のためのセンサとして使用できるという証拠を提供する。開発したセンサは葉酸受容体を認識するために葉酸を使用し,乳癌細胞のようないくつかの癌細胞の細胞膜上に高度に発現する。開発したセンサの特異性を調べるために,葉酸を乳癌細胞(MCF-7)上の葉酸受容体に対する結合パートナーとして使用し,葉酸受容体を欠いているので,肝臓癌細胞(HepG2)を対照として用いた。作製したバイオセンサは金表面と葉酸で機能化した再結晶化S層蛋白質格子から成り,音響的及び電気化学的に処理した。散逸モニタリング(QCM-D)による水晶微量天秤を用いて行った音響研究は,MCF-7とHepG2細胞間の識別において開発したバイオセンサの効率を示した。in situ及びリアルタイムで細胞を認識するQCM-Dの能力にもかかわらず,このバイオセンサは検出範囲が限定された(1×10~5細胞/mL)。開発したプラットフォームの機能性を確認するために,電気化学的測定を行い,得られた結果は音響センサと一致し,設計したセンシング層の効率を証明した。S層格子-葉酸修飾バイオセンサは,高度に発現した葉酸受容体を有する早期癌の診断に用いることができる効率的なセンシングプラットフォームを設計するための有望な戦略を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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分析機器  ,  バイオアッセイ  ,  基礎腫よう学一般 
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